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J-GLOBAL ID:201202293975827288   整理番号:12A0954295

リグノセルロースバイオマスからのバイオエタノールのライフサイクルアセスメント(LCA)のレビュー

A Review of Life Cycle Assessment (LCA) of Bioethanol from Lignocellulosic Biomass
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 41-57  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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液体生物燃料は,単に地球温暖化係数と闘うというだけでなく,経済開発を助長する化石燃料への依存を縮減する化石燃料の代替案として幅広く認識されている。リグノセルロース液体生物燃料の生産と利用は,高い再現性を持ち,食物と競合しないために重要視されている。本研究では,潜在的な環境と社会経済的な影響を議論するために,エネルギー収支,温室効果ガス(GHG)排出と他の影響カテゴリー,および製造原価に焦点をあてて,様々なバイオマス資源から生産されたリグノセルロースエタノールにおけるLCA研究をまとめている。LCA方法論を用いて,リグノセルロースエタノールのライフサイクルを評価するために多数の取り組みがされ,製造原価だけでなく環境影響を決定するために,原料,エネルギー経路,変換技術,配分法,副産物の活用などを論じている。わずかな例を除いた多くの研究で,環境利益が報告されている。報告されているエタノールの製造原価は大きな変動がみられ,原料,変換技術,配分法と植物のサイズに依存していた。オンサイト酵素生産/購入は,主要なホットスポットであることを示し,生産性を改善して原価を縮減する活発な研究が必要とされている。代償生産原価に代わる他の有望な代替案は,貴重な副産物の生産とエタノール生産加工(エタノールとエネルギー)の統合であるように思われる。特に酵素の場合において,たとえ原価計算で非常に楽観的な推定がされたとしても,エタノールの環境利益がリグノセルロースバイオマスから生み出されたものであるにもかかわらず,その経済的活力は現在のところ疑わしいままであることを総説文献は示している。したがって,バイオテクノロジー革命は,特に酵素と微生物の分野において,バイオエタノールの持続性において必須である。そのうえ,革新的技術の適応と再生エネルギー政策は,価格を抑えるのに役立つかもしれないが,土地利用変化と土質の熟考が生産性の損失を避けるのに必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  農業廃棄物の利用 
引用文献 (141件):
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