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J-GLOBAL ID：201202294280768376   整理番号：12A0189471

CaOを触媒とした植物油のバイオディーゼルへのエステル交換: レビュー

Transesterification of vegetable oil into biodiesel catalyzed by CaO: A review

著者 (2件)： KOUZU Masato (Res. Center for Fine Particle Sci. and Technol., Doshisha Univ., 4-1-1, Kizugawadai, Kizugawa, Kyoto 6190225, JPN) ,  HIDAKA Jyu-suke (Dep. of Chemical Engineering and Material Sci., Fac. of Sci. Engineering, Doshisha Univ., 1-3, Tataramiyakodani ...)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 93  ページ： 1-12  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物油は光合成によって二酸化炭素と水から生じるバイオマス資源の一つであり,メタノールとのエステル交換によって,化石ディーゼル燃料への代替燃料へ転化される。バイオディーゼルと称される環境にやさしい燃料はアルカリ水酸化物の支援によって生産されるが,均一触媒はいくつかの技術的問題を生じさせるため,固体塩基の不均一触媒作用の活用が興味を集めている。酸化カルシウム(CaO)は固体塩基触媒の候補である。本報において,植物油エステル交換に対するCaO触媒をレビューした。CaO上に生成した塩基性部位の触媒特性をあらかじめ議論し,CaOを触媒とした植物油エステル交換の機構を説明した。その後,活性CaO触媒の調製法,反応条件下で発生するCaOの失活及びCaO触媒の改質を論じた。最後に,工業的バイオディーゼル生産に対するCaO触媒の実使用を調べた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エステル交換 ,  *酸化カルシウム ,  *ディーゼル燃料 ,  生物燃料 ,  植物油脂 ,  文献展望 ,  触媒活性 ,  触媒失活 ,  反応機構 ,  触媒調製 ,  大豆油 ,  脂肪族アルコール ,  バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： 固体塩基触媒反応

分類 (3件)： 液体燃料工業  (YE03000F) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  置換反応  (CF02020B)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： CaO ,  触媒 ,  植物油 ,  バイオディーゼル ,  エステル交換 ,  レビュー