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J-GLOBAL ID:201202296102511607   整理番号:12A0637555

Alzheimer病モデルマウスにおけるEP4受容体の遺伝子的及び薬理学的阻害による認知機能の改善

Improvement of cognitive function in Alzheimer’s disease model mice by genetic and pharmacological inhibition of the EP4 receptor
著者 (11件):
資料名:
巻: 120  号: 5/6  ページ: 795-805  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,Alzheimer病(AD)の発症におけるβアミロイド前駆蛋白質(APP)の役割を検証した。変異APPを発現したトランスジェニックマウス(APP23)の認知機能を測定したところ,認知機能はEP2又はEP4受容体欠損マウスと交配したマウスに比べて,見掛けの認知機能欠損が増大又は低下を示した。EP4受容体欠損マウスはAβ斑沈着のレベルが低く,ニューロンやシナプスも対照に比べて低かった。APP23マウスに,特異的EP4受容体拮抗薬を経口投与すると,認知作業能が改善され,Aβレベルが低下し,γセクレターゼのエンドサイトーシスと活性化が抑制されていた。これらから著者等は,EP4受容体の阻害剤は,Aβ産生を抑制し,ニューロンとシナプス消失を阻害してAPP23マウスの認知機能を改善すると結論した。更に著者らは,AE3-208のようなEP4受容体拮抗薬はADの予防と治療に利用しうる可能性があると示唆した。
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分類 (3件):
分類
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中枢神経系  ,  細胞膜の受容体  ,  神経の臨床医学一般 
物質索引 (1件):
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