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J-GLOBAL ID：201202296626192231   整理番号：12A0109491

下水汚泥焼却灰を配合した炭酸カルシウム成形体からの鉛の溶出特性

Leaching of Lead Ions from Calcium Carbonate Compact with Sewage Sludge Ash

著者 (6件)： 尾池哲郎 (九州工大 大学院工学研究科) ,  伊東啓太郎 (九州工大 大学院工学研究科) ,  柿本幸司 (九州工大 大学院工学研究科) ,  伊藤秀行 (九州工大 大学院工学研究科) ,  行平信義 (田川産業) ,  真鍋征一 (セパシグマ)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 19  号： 356  ページ： 37-43  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 下水汚泥は産業廃棄物量の2割近くを占め,リサイクル率をさらに上げるためには新たなリサイクル用途を開拓できる新技術の開発が急務となっている。「炭酸カルシウム成形体」は意匠性の高い化粧用建設資材の製造が可能であり,製造,販売されている。この炭酸カルシウム成形体に下水汚泥焼却灰を配合した場合,焼却灰中の重金属類が溶出する可能性がある。本研究では,下水汚泥焼却灰を配合した炭酸カルシウム成形体を石灰石焼成炉排ガス中に含まれる二酸化炭素を利用して炭酸化処理し,成形圧力,炭酸化条件などの製造条件と鉛の溶出特性の相関性について検討した。溶出置,強度および成形性の総合的観点から,成形圧力100~150N・mm^-2において良好な成形体が得られた。

シソーラス用語： *建築材料 ,  *炭酸カルシウム ,  廃棄物処理 ,  リサイクル ,  灰 ,  重金属 ,  鉛 ,  *溶出 ,  炭酸化 ,  二酸化炭素 ,  圧縮成形 ,  圧力効果 ,  機械的性質 ,  成形性 ,  石灰 ,  含有量 ,  曲げ強さ ,  温度変動 ,  pH【水素イオン指数】 ,  経時変化 ,  不溶化 ,  反応機構 ,  製品開発 ,  下水汚泥
準シソーラス用語： 下水スラッジ ,  焼却灰 ,  溶出量

分類 (1件)： 天然石材,窯業製品  (RA06043Y)

引用文献 (17件)：

• 環境省. 環境・循環型社会・生物多様性白書. 2009, 平成21年版, 194
• OIKE, T. J. Soc. Inorg. Mater. Japan (Muki-materiaru). 2011, 18, 123-127
• 浅野駿吉. 窯協. 1971, 79, 82-91
• MATSUDA, O. J. Soc. Inorg. Mater. Japan (Gypsum & Lime). 1973, 125, 170-178
• MATSUDA, O. J. Soc. Inorg. Mater. Japan (Gypsum & Lime). 1981, 170, 35-39

タイトルに関連する用語 (6件)： 下水汚泥焼却灰 ,  配合 ,  炭酸カルシウム ,  成形体 ,  鉛 ,  溶出