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J-GLOBAL ID:201202297863506190   整理番号:12A1311914

ニトロセルロース膜中のレドックス種流動の電気化学的検出およびイムノクロマトグラフィーへの応用

Electrochemical detection of redox species flowing in a nitrocellulose membrane and application to quantitative immunochromatography
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  ページ: 14-19  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポールアレイと電極を備えた二枚のプレート中に埋め込んだニトロセルロース膜中を流動するレドックス活性種,Fe(CN)64-の電気化学を確認し,電気化学的イムノクロマトグラフィーフォーマットを開発するための免疫反応で捕獲された酵素,グルコースオキシダーゼ(GOx)の活性測定に適用した。電極を持つ平坦表面間の膜中の流動は溶液が毛管力によって表面へ浸透し,基板担体と電極物質は異なった湿潤性を持つため不安定である。このように,得られた電気化学的応答も不安定であった。そこで,膜の担持に用いられる全接触面積を縮小するために,小さなポールアレイを作製し,ポール中に微小電極を埋め込んだ。溶液はポールアレイ付きのプレート上に担持された膜中に均一に安定に流動し,Fe(CN)64-の定常状態酸化電流をアンペロメトリーで観察した。モデルターゲットとして用いたマウスのIgGは膜中に作られた抗体固定域中に捕獲された。抗体と共役するGOxの引き続く流動はサンドイッチ型免疫複合体の形成によって捕獲されたターゲットの標識を可能にした。グルコースの存在下,酵素反応によって生成されたFe(CN)64-は,抗体固定部位から2mmに設置された電極による電気化学的応答を与えるように下方へ流動した。膜中を流動するレドックス種の電気化学的検出は,電気化学的定量による単段階イムノクロマトグラフィーアセイフォーマットの開発の可能性を示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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電極過程  ,  分析機器  ,  酵素一般  ,  バイオアッセイ  ,  抗原・抗体・補体一般 

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