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J-GLOBAL ID：201202298033572960   整理番号：12A1316559

その場高分解能光学顕微鏡法のためのミクロ電気化学系 ステンレス鋼中のMnS混在物における孔食のモルホロジー的特性化

A Microelectrochemical System for In Situ High-Resolution Optical Microscopy: Morphological Characteristics of Pitting at MnS Inclusion in Stainless Steel

著者 (4件)： CHIBA Aya (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MUTO Izumi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SUGAWARA Yu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  HARA Nobuyoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 8  ページ： C341-C350  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NaCl溶液中で,304ステンレス鋼中に混在するMnS部分における孔食開始の実時間高分解能その場観察光学顕微鏡法を開発した。直接観察によると,準安定或いは安定な孔食はMnS/鋼境界で始まり,陽分極の継続中はそれらの境界において深い溝が生成する。1秒以内に丸い形の孔は折れ線形になる。その後に深さ方向に溶解が進む。準安定孔食の場合はこの期間は約1.5秒で,次いで孔は再不動態化し,折れ線形準安定孔が電極上に残る。安定な孔食の場合は深さ方向の成長は約3.5秒続き,鋼の母材まで深く進行し,混在物の下に回り込み,大きな閉塞した孔を生成し,そこで腐食性は自動孔食成長の臨界点を超える。塩素イオンは準安定孔食開始の確率を増大させ,安定孔の表面と断面モルホロジーに影響を与える。

シソーラス用語： 陽分極 ,  *孔食 ,  ステンレス鋼 ,  光学顕微鏡法 ,  高分解能 ,  その場観察 ,  時間 ,  硫化マンガン ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *腐食機構 ,  イオン ,  表面構造 ,  不動態化 ,  *SUS304 ,  塩素イオン ,  再不動態化 ,  表面形態 ,  *腐食 ,  *機構 ,  構造 ,  改変
準シソーラス用語： 実時間 ,  表面モルホロジー

分類 (4件)： 腐食  (WB03030B) ,  電極過程  (CB07040U) ,  金属の表面構造  (BK15020P) ,  界面の電気的性質一般  (BM03081H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 高分解能 ,  光学顕微鏡法 ,  電気化学 ,  ステンレス鋼 ,  混在物 ,  孔食 ,  モルホロジー ,  特性化