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J-GLOBAL ID:201202298141992321   整理番号:12A1573105

高分子量キニノーゲンのドメイン5はα-アクチニン4と共同してコラーゲンが仲介する癌細胞の接着と浸潤を阻害する

Domain 5 of high molecular weight kininogen inhibits collagen-mediated cancer cell adhesion and invasion in association with α-actinin-4
著者 (12件):
資料名:
巻: 427  号:ページ: 497-502  発行年: 2012年10月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高分子量キニノーゲン(HK)は,血液凝固調節を含む多数の機能を持つ血漿糖タンパク質である。筆者等は先行研究で,HKの機能ドメインであるドメイン5(D5H)とそれ由来のペプチドが癌細胞の接着と浸潤のビトロネクチンが仲介する抑制において重要な役割を果たすことを立証したが,D5Hが仲介する抑制効果の基にある機構は解明されていない。本稿で筆者等はD5Hとその派生物がヒト骨肉腫MG63細胞のコラーゲンが仲介する細胞接着と浸潤を阻害することを示した。D5HのコアオクタペプチドP-5mに高い親和性を持つD5H結合タンパク質としてアクチン結合タンパク質α-アクチニン4を同定した。D5HはMG63細胞内でα-アクチニン4と共局在した。培地に添加したグルタチオンS転移酵素(GST)-D5HはMG63細胞内に輸送されたが,GSTのみではされなかった。α-アクチニン4は細胞接着に必要なアクチン重合を調節し細胞外基質への細胞のインテグリン依存性接着に関連するので,本結果は,D5Hがアクチニン4と共に細胞接着と浸潤を調整するかも知れないことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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