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J-GLOBAL ID:201202298376124114   整理番号:12A1410986

車両技術 圧電材料を用いた騒音低減システムの実車両への適用

The Noise Reduction System with Use of Piezoelectric Materials Applied to the Railway Vehicles
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号: 10  ページ: 23-28  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鉄道車両の車内騒音に対して,これまで吸音材や制振材を用いた対策や質量則による対策がなされてきたが,1kHz以下の比較的低い周波数の騒音に対しては効果が低い。そこで,鉄道総研では,壁面に対して,薄板(金属板)と圧電材料で構成された騒音低減パネルを取り付け,制御回路を接続することによって,壁面を透過する音を低減させる新しい騒音低減システムを開発している。本システムは,制御回路をインダクタンス回路として,圧電材料の静電容量との間で共振回路を構成し,共振周波数付近の透過音を低減する。本論文では,騒音低減システムの概要と新幹線車両のパンタグラフ下の天井内装板や主変圧器上の床板に対して本システムを適用し,騒音低減効果の評価を行った。天井内装板への適用試験では,走行状態において,車内騒音の200Hz近傍のピークの周波数帯域では最大5dBの低減効果が確認された。また,主変圧器から発生する騒音に対して,車内床面に騒音低減パネルを設置した適用試験では,定置試験ではパネル透過音の200Hzのピークが最大約3dB低減した。今後,制御対象周波数の広帯域化や車両に搭載するため本システムの更なる性能向上を進め,実用化に向けて取り組んでいく。
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分類 (1件):
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鉄道騒音・振動 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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