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J-GLOBAL ID：201202299333068217   整理番号：12A0456804

有機化合物を用いた炭化ホウ素粉末の低温合成の現状と今後の動向

著者 (2件)： 撹上将規 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  小林秀彦 (埼玉大 大学院理工学研究科)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 19  号： 357  ページ： 117-125  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機化合物(ポリオール)を用いた炭化ホウ素(B₄C)粉末の低温合成の現状と今後の動向について解説した。有機化合物として,種々のホウ酸-ポリオール縮合物,クエン酸,ポリオールを用いたB₄C粉末の低温合成を示した。有機化合物を用いた縮合物からB₄C粉末の低温合成は,これまで出発原料の「分子反応」のみに依存していた。しかし,一般的な熱炭素環元法と異なるプロセスの導入により,新しい合成プロセスを展開するためのブレークスルーとなり得る。1)B₄Cの性質と用途,2)B₄C粉末の工業的製法の現状,3)有機化合物を用いたB₄C粉末合成の現状,4)フリーカーボンを含まないB₄C粉末合成の現状と新たな試み,5)前駆体構造とB₄C生成反応の関係。

シソーラス用語： *粉末製造 ,  *炭化ホウ素 ,  化学合成 ,  解析 ,  分析 ,  有機化合物 ,  ポリオール ,  ホウ酸 ,  生産方式 ,  炭素 ,  前駆体 ,  化学反応 ,  結晶構造 ,  セルロース ,  ポリビニルアルコール ,  炭水化物 ,  高分子 ,  熱分解 ,  微細構造 ,  焼成 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸 ,  糖アルコール ,  ヘキソース ,  アルドース ,  フェノール類 ,  ジオール
準シソーラス用語： 低温合成 ,  現状解析 ,  研究動向 ,  製造方法 ,  遊離炭素 ,  糖類

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (5件)： クエン酸 ,  グリセリン ,  マンニトール ,  グルコース ,  2-ヒドロキシベンジルアルコール

引用文献 (29件)：

• EMIN, D. Phys. Rev. B. 1988, 38, 6041-6055
• SCHWETZ, K. A. Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry. 1985, A4, 295-300
• 西川洋. セラミックス. 1987, 22, 40-45
• 玉木昭平. セラミックス. 1989, 24, 533-537
• THEVENOT, F. J. Eur. Ceram. Soc. 1990, 6, 205-225

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機化合物 ,  炭化ホウ素 ,  粉末 ,  低温合成 ,  現状 ,  動向