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J-GLOBAL ID：201202299335525046   整理番号：12A1101766

振幅差フェイズドアレイによる閉じた亀裂の非線形超音波イメージングにおける選択性の向上

Enhancement of Selectivity in Nonlinear Ultrasonic Imaging of Closed Cracks Using Amplitude Difference Phased Array

著者 (5件)： OHARA Yoshikazu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHINTAKU Yohei (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  HORINOUCHI Satoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  IKEUCHI Masako (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YAMANAKA Kazushi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 51  号： 7,Issue 2  ページ： 07GB18.1-07GB18.6  発行年： 2012年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サブハーモニック波は閉じた亀裂に対する高い選択性を実現している。しかし,短バースト波は,高時間分解能を達成するために使用されている場合,閉じた亀裂だけでなく,線形散乱が,周波数フィルタリングの漏れのためサブハーモニック画像に現れる。これらは,サブハーモニック波画像内の閉じた亀裂の選択性を低下させるゴーストである。ここでは,ゴーストは大入力時のサブハーモニック画像から,小入力時のサブハーモニック画像に入力振幅比を乗じた後減算することによって排除する振幅差フェイズドアレイ(ADPA)を提案する。閉じた亀裂のサブハーモニック画像用の,減衰ダブルノード(DDN)と有限差分時間領域(FDTD)法に基づく二次元シミュレーションによってADPA法を検証した。さらに,ADPA法の有効性を閉じた亀裂試料での実験により確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *亀裂 ,  *超音波検査 ,  超音波画像 ,  *フェイズドアレイ ,  超音波 ,  分数調波 ,  選択性 ,  ゴースト ,  画像処理 ,  振幅 ,  超音波減衰 ,  有限差分時間領域法 ,  計算機シミュレーション ,  非線形性
準シソーラス用語： 超音波イメージング ,  超音波フェイズドアレイ ,  非線形超音波 ,  *閉口亀裂

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (41件)：

• 1) L. W. Schmerr: Fundamentals of Ultrasonic Nondestructive Evaluation (Plenum, New York, 1998) p. 305.
• 2) J. D. Achenbach: Int. J. Solids Struct. 37 (2000) 13.
• 3) W. Elber: Eng. Fract. Mech. 2 (1970) 37.
• 4) J. D. Frandsen, R. V. Inman, and O. Buck: Int. J. Fract. 11 (1975) 345.
• 5) A. Steuwer, M. Rahman, A. Shterenlikht, M. E. Fitzpatrick, L. Edwards, and P. J. Withers: Acta Mater. 58 (2010) 4039.

タイトルに関連する用語 (5件)： 振幅 ,  フェイズドアレイ ,  亀裂 ,  非線形 ,  超音波イメージング