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J-GLOBAL ID:201202299765243613   整理番号:12A0964786

飼料作物の生産と調製-理論と実際-《4》牧草の調製利用-サイレージ発酵の理論-

著者 (1件):
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巻: 65  号:ページ: 62-63  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: L0363A  ISSN: 0916-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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牧草の調製・利用法としては乾草とサイレージがあるが,近年はサイレージ調製が主流となっている。サイレージは高水分状態での貯蔵飼料で,多くの微生物が関与している。微生物による材料の変化をサイレージ発酵と呼び,飼料価値は原料材料の栄養価と発酵品質で決まる。サイレージに関与する微生物は乳酸菌,好気性細菌,酪酸菌,カビおよび酵母である。乳酸菌はサイレージ発酵にとっては最も重要な菌である。乳酸の生成様式によってホモ型乳酸菌とヘテロ型乳酸菌に分類される。ホモ乳酸発酵は糖を全て乳酸に変換させられる。ヘテロ発酵は乳酸のほかに酢酸,エタノール,マンニトールおよび二酸化炭素を生成する。好気性細菌と通性嫌気性菌の呼吸作用の時間を短くすることで良質なサイレージを調製できる。酪酸菌は蛋白質を分解しアンモニアを生成し,サイレージ品質の劣化の原因となる。カビはサイレージが開封後に空気にふれると増殖する。カビにはマイコトキシンを生成するものがあり注意が必要である。酵母は,サイロ開封後の酸素供給によって増殖する。酵母は糖を分解し,アルコールと二酸化炭素を生成する。良質サイレージ調製の基本は,サイレージ発酵に関与する微生物を制御することにあり,1)好気性の微生物の増殖を制御する,2)有害な嫌気性菌による変敗を制御する,ことである。
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分類 (1件):
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粗飼料 
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