特許
J-GLOBAL ID:201203001016425718

地震損害予測及び回避システム並びにその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-523378
公開番号(公開出願番号):特表2012-510607
出願日: 2009年07月28日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
異なる地理的位置に関連するオブジェクトに対して地震により生じる影響又は損害を決定する地震損害予測及び回避システムが提案される。フィルタモジュールを備えた中央ユニットは、複数のネットワークユニットの地震関連データを選択及び収集する。異なる地理的位置の地理的及び/又は地形的データ座標の第1データ構造を有する少なくとも1つの影響レシオテーブルが格納される。震源/震央からの地理的位置の幾何学的距離は、座標プロセッサを備えた強度計算モジュールにより生成される。可変的な重みパラメータを有する格納されているパラメータ処理を用いて、生成された幾何学的距離と与えられた地震マグニチュードとに基づくローカル強度値が、強度計算モジュールの伝搬計算ユニットを用いて生成され、生成された幾何学的距離は、影響レシオテーブルの第2データ構造を用いて対応する地理的位置に割り当てられて格納される。可変的な重みパラメータ、オブジェクトに対して地震により生じる影響又は損害を示す異なる地震強度レベルの影響レシオ、及び/又はオブジェクトの地震を受けた構造を規定するオブジェクトパラメータの少なくとも1つが、複数のユーザから受信される。インデックス計算モジュールを用いて、地理的位置の影響インデックスが、各ケースにおいて影響レシオテーブルから各地理的位置におけるローカル強度の影響レシオを決定し、各地理的位置に割り当てられる重み係数により重み付けされた影響レシオを加算することによって生成される。
請求項(抜粋):
異なる地理的位置に関連するオブジェクトに対する地震によって生じる影響又は損害を決定する地震損害予測及び回避システムであって、 当該システムは、複数のネットワークユニットの地震関連データを選択及び収集するフィルタモジュールと、前記フィルタモジュールが前記ネットワークユニットの少なくとも1つにアクセスするためのネットワークインタフェースモジュールとを備えた中央ユニットを有し、 当該システムは、前記異なる地理的位置の地理的及び/又は地形的データ座標を格納する第1データ構造を有する少なくとも1つの影響レシオテーブルを格納する手段を有し、 当該システムは、震源/震央からの前記地理的位置の幾何学的距離を生成する座標プロセッサを備えた強度計算モジュールを有し、 前記強度計算モジュールは、可変的な重みパラメータからなる格納されたパラメータ処理を用いて、前記生成された幾何学的距離と与えられた地震マグニチュードとに基づきローカル強度値を生成する伝搬計算ユニットを有し、前記影響レシオテーブルの第2データ構造を用いて、前記対応する地理的位置に割り当てられた前記生成された幾何学的距離が格納され、 当該システムは、複数のユーザから、前記可変的な重みパラメータ、前記オブジェクトに対して地震により生じる影響又は損害を示す異なる地震強度レベルの少なくとも1つの影響レシオ、及び/又は前記オブジェクトの地震を受けた構造を規定する少なくとも1つのオブジェクトパラメータの少なくとも1つを受信するユーザインタフェースを有し、 当該システムは、各ケースにおいて前記影響レシオテーブルから前記各地理的位置におけるローカル強度の影響レシオを決定し、各ケースにおいて前記各地理的位置に割り当てられた重み係数により重み付けされた前記影響レシオを加算することによって、前記地理的位置に対して影響インデックスを生成するインデックス計算モジュールを有し、前記インデックス計算モジュールは、前記可変的な重みパラメータ、生成された影響レシオ及び/又は前記複数のユーザにより受信されたものに基づくオブジェクトパラメータを重み付けする手段を有するシステム。
IPC (3件):
G01V 1/00 ,  G06Q 40/08 ,  G06Q 10/04
FI (3件):
G01V1/00 Z ,  G06F17/60 234E ,  G06F19/00 100
引用特許:
審査官引用 (7件)
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