特許
J-GLOBAL ID:201203001094429479

金属構造体の製造方法、および金属構造体、ならびに金属部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 細井 勇 ,  中 敦士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-219294
公開番号(公開出願番号):特開2012-094510
出願日: 2011年10月03日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】不純物残渣が少なく、接続部同士の短絡が生じにくく、接合強度の高い金属焼結膜を金属基材上に形成する金属構造体の製造方法を提供する。【解決手段】少なくともアミド基を有する有機溶媒(A)、アミン系化合物(B)、および多価アルコール(C)からなる混合溶媒(S)中に、Au、Ag、Ni、Pd、およびCuから選択される1種または2種以上を含み、平均一次粒子径が10〜500nmである金属微粒子(P)が分散されていて、インク(I)を、特定の金属基材(K)上に塗布(またはパターン化)し、予備加熱した後、前記多価アルコール(C)からなる還元性ガスが存在する雰囲気中で150〜300°Cに加熱して、金属基材上に、該金属基材(K1)と焼結(または焼成)により接合された金属焼結膜(M1)を形成することを特徴とする、金属構造体の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
少なくとも〈i〉アミド基を有する有機溶媒(A1)、 〈ii〉一般式R1-(N-R2)-R3(R1、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル基で、該アルキル基の炭素原子数は1〜9である。)で表されるアミン系化合物(B1)、および 〈iii〉ヒドロキシル基を2個以上含む分子構造をもつ多価アルコール(C1)からなり、 室温(25°C)における、多価アルコール(C1)含有量が30〜60体積%、 およびアミン系化合物(B1)とアミド基を有する有機溶媒(A1)の体積比(B1/A1)が0.02〜0.5、である混合溶媒(S1)中に Au、Ag、Ni、Pd、およびCuから選択される1種または2種以上を含み、平均一次粒子径が10〜500nmである金属微粒子(P1)が分散されているインク(I1)で、 該インク(I1)中の金属微粒子(P1)含有量が5〜50質量%で、 前記室温における、アミン系化合物(B1)と金属微粒子(P1)の体積比(B1/P1)が1.5〜20、であるインク(I1)を、 Au、Ag、Ni、Pd、およびCuから選択される1種または2種以上が含有されている金属基材(K1)上に塗布(またはパターン化)し、 100〜150°Cに予備加熱した後、前記多価アルコール(C1)の蒸発により形成される還元性ガスが存在する雰囲気中で150〜300°Cに加熱して、 金属基材(K1)上に、該金属基材(K1)と焼結(または焼成)により接合された金属焼結膜(M1)を形成することを特徴とする、金属構造体の製造方法。
IPC (5件):
H01B 13/00 ,  C09D 11/00 ,  H01L 23/50 ,  H01L 23/48 ,  H01B 5/02
FI (5件):
H01B13/00 501Z ,  C09D11/00 ,  H01L23/50 D ,  H01L23/48 K ,  H01B5/02 A
Fターム (27件):
4J039AB01 ,  4J039AB02 ,  4J039AB07 ,  4J039AD06 ,  4J039AE07 ,  4J039AE08 ,  4J039AE13 ,  4J039BA06 ,  4J039BA38 ,  4J039BA39 ,  4J039BC07 ,  4J039BC32 ,  4J039BC33 ,  4J039BD02 ,  4J039BE12 ,  4J039BE16 ,  4J039BE22 ,  4J039BE23 ,  4J039EA24 ,  4J039EA43 ,  4J039FA01 ,  4J039GA24 ,  5F067DC00 ,  5G307BA04 ,  5G307BB02 ,  5G307BC01 ,  5G307BC02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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