特許
J-GLOBAL ID:201203001718771274

密閉形スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 昌久 ,  松本 廣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-115803
公開番号(公開出願番号):特開2012-180838
出願日: 2012年05月21日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】吐出バイパス孔と、液インジェクション孔と、中間圧孔との配置関係を最適な関係に設定して、液インジェクションの冷却効果を最大限に発揮することができる密閉形スクロール圧縮機を提供する。【解決手段】固定スクロール翼23と旋回スクロール翼33とによって形成される圧縮室37A、Bに液冷媒を注入する液インジェクション孔85A、Bを固定スクロールの端板に設けるとともに、液インジェクション孔85A、Bよりも渦巻方向の中心側に圧力を一定圧力以上において放出する吐出バイパス孔87A、Bを設け、更に、旋回スクロールを前記固定スクロール側へ押付ける押付力を生じせしめる中間圧力ガスを取り出す中間圧孔91を、旋回スクロールの端板に設けるとともに、中間圧孔91を固定スクロールと旋回スクロールとを組み合わせた状態で吐出バイパス孔が位置する圧縮室に対して渦巻方向の外側における他の圧縮室に位置するように構成する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
端板上に渦巻状の固定スクロール翼を有する固定スクロールと、端板上に渦巻状の旋回スクロール翼を有する旋回スクロールとを組み合わせて、前記旋回スクロールを固定スクロールに対して自転防止機構を介して旋回運動をなすことによって、前記固定スクロール翼と旋回スクロール翼とによって形成される圧縮室の容積を減少させてガスを圧縮して、該圧縮ガスを中心部から吐出するように構成した密閉形スクロール圧縮機において、前記固定スクロール翼と旋回スクロール翼とによって形成される圧縮室に液冷媒を注入する液インジェクション孔と圧縮室内の圧力を一定圧力以上において放出する吐出バイパス孔とを前記固定スクロールの端板に設け、 更に、前記旋回スクロールの端板の背面側に導いて該旋回スクロールを前記固定スクロール側へ押付ける押付力を生じせしめる中間圧力ガスを取り出す中間圧孔を、前記旋回スクロールの端板に設けると共に、該固定スクロールと旋回スクロールとを組み合わせた状態で前記中間圧孔の位置が、前記吐出バイパス孔が位置する圧縮室に対して渦巻方向の外側における他の圧縮室を位置するように構成したことを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 ,  F04C 29/04
FI (3件):
F04C18/02 311X ,  F04C18/02 311Y ,  F04C29/04 B
Fターム (12件):
3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB13 ,  3H039BB17 ,  3H039CC26 ,  3H039CC48 ,  3H129AA02 ,  3H129AA14 ,  3H129AB03 ,  3H129BB12 ,  3H129BB43 ,  3H129CC06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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