特許
J-GLOBAL ID:201203002481713653

磁気記録媒体、磁気再生装置、磁気再生方法、光変調素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-230886
公開番号(公開出願番号):特開2012-084206
出願日: 2010年10月13日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】データの記録領域として磁性細線でトラックを形成した磁気ディスクにおいて、磁性細線の加工形状によらずに再生エラーのない磁気ディスクを提供する。【解決手段】磁気ディスクは基板上に磁性細線5を同心円状に備え、それぞれの磁性細線5に、イオン注入により相対的に飽和磁化の高い高Ms領域5sを局所的に設けたことを特徴とする。磁性細線5には「0」または「1」のデータが連続して記録され、データを記録された領域は磁区D0,D1等として、磁性細線5の両端に接続された一対の電極61,62にて供給されるパルス電流により磁性細線5中を断続的に移動する。電流供給により高Ms領域5s外に到達した磁壁DW2は、パルス電流における電流停止時に、近傍の高Ms領域5sまで自発的に移動して係止される。したがって、磁性細線5において高Ms領域5sを磁壁が通過する度に微小な位置ズレが補正されるため、再生エラーを防止できる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
基板上に磁性体を細線状に形成してなる1以上の磁性細線を備えて、前記磁性細線に2値のデータを異なる2方向の磁化のいずれかとして当該磁性細線の細線方向に連続して記録され、前記磁性細線の一端から他端へパルス電流を細線方向に供給されることにより、当該磁性細線において、前記2値の一方のデータを記録されて形成した磁区と前記2値の他方のデータを記録されて形成した磁区との間に生成している磁壁が細線方向に断続的に移動する磁気記録媒体であって、 前記磁性細線は、前記パルス電流における電流停止時に前記磁壁を到達させる領域として、細線方向に区切られた領域に高飽和磁化領域を備え、 前記磁性細線は、前記高飽和磁化領域以外にイオンを注入されたことにより、前記高飽和磁化領域の飽和磁化を相対的に高くして予め形成されたことを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (4件):
G11B 5/65 ,  G11B 5/84 ,  G11B 5/02 ,  G11B 5/008
FI (5件):
G11B5/65 ,  G11B5/84 Z ,  G11B5/02 R ,  G11B5/02 T ,  G11B5/008
Fターム (9件):
5D006BB07 ,  5D006DA03 ,  5D091AA08 ,  5D091CC26 ,  5D091DD30 ,  5D112AA05 ,  5D112AA20 ,  5D112AA24 ,  5D112GA23
引用特許:
審査官引用 (4件)
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