特許
J-GLOBAL ID:201203002672382304

リチウムイオン再充電可能電池セル用添加剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-519070
公開番号(公開出願番号):特表2012-527740
出願日: 2011年06月07日
公開日(公表日): 2012年11月08日
要約:
本発明のリチウム最充電可能電池セルは、構造化シリコン、即ちアノードはシリコンファイバ又は粒子を含む複合アノードを持つリチウムイオンセルの電解質にビニレンカーボネート(VC)及び場合によりフルオロエチレンカーボネートを添加するものである。当該添加により前記セルのサイクル性能に大きな改良が得られる。電解質の全量に基づき、VC含有量は3.5から8重量%の範囲が、最適であることが見出された。
請求項(抜粋):
リチウムイオン再充電可能電池セルであり、前記リチウムイオン再充電可能電池セルは: 以下(a)から(i)から選択される電気活性物材料粒子; (a)粒子であり、前記粒子表面上に離間構造エレメントを持ち、前記表面上の前記構造エレメントの最小寸法が少なくとも10nmであり、かつ10μm以下、アスペクト比(前記エレメントの最大寸法と最小寸法との比として定める)が少なくとも5である、 (b)粒子であり、少なくとも1つのボイドを有し、それぞれのボイドが1以上の壁で定められ、前記壁の厚さは≧10nmである、 (c)粒子であり、粒子断片を含み、前記断片は少なくとも1つのボイドを有し、それぞれのボイドが1以上の壁で定められ、前記壁の厚さは≧10nmである、 (d)粒子であり、最小寸法が少なくとも10nm、アスペクト比(最小寸法の最大寸法との比として定める)が少なくとも5である、 (e)粒子であり、ナノロッドの柱状束を有し、前記束が直径50から100nmであり、長さ2から5μmであり、それぞれのナノロッドが直径が少なくとも10nmである、 (f)フェルト構造であり、上記(d)で定められる粒子から形成される、 (g)足場構造であり、上記(d)で定められる粒子から形成される、 (h)粒子基板上の電気活性物質の分散を含む基板粒子、 (i)又はこれらの混合物、 電気化学的にリチウムを挿入しかつまた放出することができる活性物質を含むカソード、及び 電解質を含み、 前記電解質が0から8重量%のビニル基を含む環状カーボネートと0から70重量%のフッ化環状カーボネートを含み、ただしビニル基を含む環状カーボネートとフッ化環状カーボネートの全量が前記電解質の全量に対して3.5重量%から7重量%の範囲である、チウムイオン再充電可能電池セル。
IPC (5件):
H01M 10/052 ,  H01M 10/056 ,  H01M 4/38 ,  H01M 4/62 ,  H01M 4/36
FI (7件):
H01M10/00 102 ,  H01M10/00 113 ,  H01M4/38 Z ,  H01M10/00 114 ,  H01M4/62 Z ,  H01M4/36 C ,  H01M10/00 112
Fターム (40件):
5H029AJ05 ,  5H029AK01 ,  5H029AK02 ,  5H029AK03 ,  5H029AL11 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029DJ08 ,  5H029DJ13 ,  5H029DJ15 ,  5H029DJ16 ,  5H029EJ04 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ04 ,  5H029HJ05 ,  5H029HJ19 ,  5H030AA10 ,  5H030AS20 ,  5H030BB01 ,  5H030FF41 ,  5H050AA07 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CA02 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB11 ,  5H050DA10 ,  5H050DA18 ,  5H050EA08 ,  5H050FA13 ,  5H050FA16 ,  5H050FA17 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA04 ,  5H050HA05 ,  5H050HA19
引用特許:
審査官引用 (8件)
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