特許
J-GLOBAL ID:201203003266928572

回転電機装置、車両用駆動装置、回転電機の制御方法、および車両用駆動装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-108022
公開番号(公開出願番号):特開2012-239339
出願日: 2011年05月13日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】第1回転子に生じる電磁トルクTq1と第2回転子に生じる電磁トルクTq2とが同じ向きとなる駆動状態を実現可能な回転電機装置を提供する。【解決手段】回転電機は、固定子巻線への通電電流の電流位相を変更することで、力行及び回生に用いることのできる第1駆動状態に加えて、エンジン再始動モードに必要な第2駆動状態を実現する。第1駆動状態とは、第1回転子のトルクTq1と第2回転子のトルクTq2が互いに逆向きで、且つ、第1回転子のトルクTq1と固定子のトルクとの和が、第2回転子のトルクTq2と釣り合う駆動状態のことである。第2駆動状態とは、第1回転子のトルクTq1と第2回転子のトルクTq2が互いに同じ向きで、且つ、第1回転子のトルクTq1と第2回転子のトルクTq2との和が、固定子のトルクと釣り合う駆動状態のことである。【選択図】図5
請求項(抜粋):
同軸上に配された第1回転子、第2回転子、および固定子を有し、径方向または軸方向において前記第2回転子が前記第1回転子と前記固定子との間に配される回転電機と、 前記回転電機の駆動を制御する制御装置とを備える回転電機装置であって、 前記第2回転子は、前記第1回転子と対向する側に巻装されるとともに多相コイルで構成される第1巻線と、前記固定子と対向する側に巻装されるとともに多相コイルで構成される第2巻線とを有し、 前記第1回転子の極対数をP1、前記固定子の極対数をP2とすると、前記第1巻線の極対数はP1、前記第2巻線の極対数はP2であり、 前記第1巻線と前記第2巻線とは、直列、かつ互いに正相順もしくは逆相順に接続されており、 前記固定子は、多相コイルで構成される固定子巻線を有しており、 前記制御装置は、 前記第1回転子の回転角度を検出する第1回転子角度検出手段と、 前記固定子巻線に多相交流電力を供給するインバータと、 前記インバータに対する駆動指令値を演算する駆動指令値演算手段と、 前記第1回転子および前記第2回転子の駆動状態として、前記第1回転子と前記第2回転子とのトルクが互いに逆向きの第1駆動状態と、前記第1回転子と前記第2回転子とのトルクが互いに同じ向きの第2駆動状態とのいずれか一方を選択する駆動状態選択手段とを備え、 前記駆動指令値演算手段が、前記駆動状態選択手段において選択された駆動状態、および前記第1回転子の回転角度に基づき、前記インバータが前記回転電機に出力する電流の位相指令値を演算する電流位相演算手段を有することを特徴とする回転電機装置。
IPC (2件):
H02K 16/02 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02K16/02 ,  H02P5/41 303Z
Fターム (12件):
5H505AA16 ,  5H505BB10 ,  5H505CC04 ,  5H505DD08 ,  5H505EE21 ,  5H505FF01 ,  5H505GG02 ,  5H505HA10 ,  5H505HB01 ,  5H505LL01 ,  5H505LL39 ,  5H505LL41
引用特許:
出願人引用 (6件)
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