特許
J-GLOBAL ID:201203003578941339

フッ素系樹脂材料の表面改質方法及びフッ素系樹脂材料と金属材料の積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 柳野 隆生 ,  森岡 則夫 ,  関口 久由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-013714
公開番号(公開出願番号):特開2012-153791
出願日: 2011年01月26日
公開日(公表日): 2012年08月16日
要約:
【課題】 テトラエッチ処理に匹敵する接着強度が得られ、環境負荷が全くない新規なフッ素系樹脂材料の表面改質方法を提供し、併せて表層部を改質したフッ素系樹脂材料と金属材料を接着した積層体及びフッ素系樹脂材料と金属材料の積層体を提供する。【解決手段】 フッ素系樹脂材料を水中で発生させたプラズマに曝し、表層部に多孔質構造を導入して粗面化する水中プラズマ処理工程と、フッ素系樹脂材料の粗面化表面を大気圧プラズマに曝して脱フッ素化と、その後の大気暴露時に過酸化物ラジカル基を導入する大気圧プラズマ処理工程と、フッ素系樹脂材料の過酸化物ラジカル基導入面に、接着剤と反応性のある官能基を分子内に持つ有機化合物溶液を塗布し、前記過酸化物ラジカル基を反応点として、有機化合物を自発的に共有結合させて高密度にグラフト重合させるグラフト化工程とよりなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
フッ素系樹脂材料と他の材料との接着性を改善するためのフッ素系樹脂材料の表面改質方法であって、 前記フッ素系樹脂材料を水中で発生させたプラズマに曝し、表層部に多孔質構造を導入して粗面化する水中プラズマ処理工程と、 前記フッ素系樹脂材料の粗面化表面を大気圧プラズマに曝して脱フッ素化と、その後の大気暴露時に過酸化物ラジカル基を導入する大気圧プラズマ処理工程と、 前記フッ素系樹脂材料の過酸化物ラジカル基導入面に、接着剤と反応性のある官能基を分子内に持つ有機化合物溶液を塗布し、前記過酸化物ラジカル基を反応点として、有機化合物を自発的に共有結合させて高密度にグラフト重合させるグラフト化工程と、 よりなることを特徴とするフッ素系樹脂材料の表面改質方法。
IPC (4件):
C08J 7/12 ,  C08J 7/00 ,  C09J 163/00 ,  B32B 15/08
FI (5件):
C08J7/12 A ,  C08J7/00 306 ,  C09J163/00 ,  B32B15/08 Z ,  B32B15/08 N
Fターム (34件):
4F073AA01 ,  4F073BA16 ,  4F073BA47 ,  4F073BB01 ,  4F073CA01 ,  4F073CA07 ,  4F073FA03 ,  4F073FA10 ,  4F100AB01B ,  4F100AB04B ,  4F100AB10B ,  4F100AB17B ,  4F100AK01C ,  4F100AK17A ,  4F100AK53C ,  4F100AL04C ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10B ,  4F100DD07A ,  4F100EJ61A ,  4F100GB41 ,  4F100GB66 ,  4F100JL11 ,  4F100JL11C ,  4J040DF062 ,  4J040EC001 ,  4J040GA19 ,  4J040HC03 ,  4J040MA02 ,  4J040MA10 ,  4J040NA02 ,  4J040NA20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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