特許
J-GLOBAL ID:201203010041699040

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-076282
公開番号(公開出願番号):特開2012-211604
出願日: 2011年03月30日
公開日(公表日): 2012年11月01日
要約:
【課題】軸直角方向におけるばね定数を確保しつつ、こじり方向におけるばね定数を小さくできると共に、耐久性を向上できる防振装置を提供すること。【解決手段】第1ブッシュ10及び第2ブッシュ70における外筒30の凹面部33が連続した球面状に形成され、軸部材20の凸面部24と相対するので、凹面部33と凸面部24との間に介設されたゴム状弾性体40の肉厚を軸方向で略一定にできる。その結果、こじり方向や軸直角方向における変位時に、ゴム状弾性体40に不均一な応力が作用することを抑制して、防振装置1の耐久性を向上できる。軸直角方向における変位時には、ゴム状弾性体40の軸方向の移動が妨げられるので、軸直角方向におけるばね定数を確保できる。また、こじり方向における変位時には、ゴム状弾性体40を主にせん断変形させ、こじり方向におけるばね定数を小さくできる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
振動発生側に取着される第1ブッシュと、振動受け側に取着される第2ブッシュと、前記第1ブッシュ及び前記第2ブッシュを互いに連結する連結部材とを備える防振装置において、 前記第1ブッシュ及び前記第2ブッシュは、 筒状に形成されると共に、軸方向の中央部が軸直角方向外側に膨出し外周面が球面状に形成される凸面部を有する軸部材と、 前記軸部材の外周側に前記軸部材と軸平行に位置し前記連結部材に連結されると共に、軸方向の中央部が前記凸面部に相対して軸直角方向外側に陥没しつつ内周面が連続した球面状に形成される凹面部を有する外筒と、 前記軸部材の外周面および前記外筒の内周面との間に介設されるゴム状弾性体とを備えていることを特徴とする防振装置。
IPC (3件):
F16F 1/38 ,  F16F 15/08 ,  B60K 5/12
FI (5件):
F16F1/38 H ,  F16F1/38 J ,  F16F15/08 K ,  F16F15/08 T ,  B60K5/12 Z
Fターム (21件):
3D235AA01 ,  3D235BB23 ,  3D235BB25 ,  3D235CC01 ,  3D235DD01 ,  3D235EE24 ,  3D235EE26 ,  3J048AA01 ,  3J048BA19 ,  3J048EA17 ,  3J048EA18 ,  3J059AA02 ,  3J059AD05 ,  3J059BA42 ,  3J059BA74 ,  3J059BB03 ,  3J059BD01 ,  3J059BD06 ,  3J059CB15 ,  3J059GA04 ,  3J059GA09
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 防振ブッシュ及びリンク部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-279317   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • 防振ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-113452   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • マルチリンク式サスペンション装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-170846   出願人:東洋ゴム工業株式会社
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