特許
J-GLOBAL ID:201203012744236834

エバポ系リーク診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-009990
公開番号(公開出願番号):特開2012-149592
出願日: 2011年01月20日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】ポンプや三方弁をエバポ系に付加せずに1つの圧力センサで内燃機関停止時でもキャニスタと燃料タンクとを区別してリーク診断できるエバポ系リーク診断装置の実現。【解決手段】封鎖弁にて密閉状態とした燃料タンクのタンク内圧Pfgに基づいて、燃料タンクのリーク有無を、大気圧近傍領域か否かにより診断する(S106)。燃料タンクにリークが無ければ(S106でNO)、パージ制御弁とCCVとの閉弁状態で封鎖弁を開いて燃料タンク内の圧力をキャニスタに導入し(S110,S112)、キャニスタのリーク診断を行う。この診断ではタンク内圧Pfgと圧力導入前後でのタンク内圧Pfg変化とに基づいてリーク診断を行う。この診断でリークが存在すればキャニスタにリークが生じていると判明する。内燃機関停止時でも燃料タンクの内圧を利用してタンク内圧Pfgのみで燃料タンクとキャニスタとを区別してリーク診断が可能となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
キャニスタを介して燃料タンクからの蒸発燃料を内燃機関の吸気系へパージするエバポ系のリーク診断装置であって、 前記燃料タンクにおけるタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、 前記燃料タンクを密閉した第1密閉系を形成する第1密閉系形成手段と、 前記キャニスタと前記燃料タンクとを一体空間として密閉した第2密閉系を形成する第2密閉系形成手段と、 前記第1密閉系形成手段により前記第1密閉系を形成した状態で前記タンク内圧検出手段により検出される前記タンク内圧に基づいて前記第1密閉系のリーク診断を実行する第1密閉系リーク診断手段と、 前記第1密閉系リーク診断手段によるリーク診断後に、前記第2密閉系形成手段により前記第2密閉系を形成することで前記第1密閉系内に存在している圧力を第2密閉系に導入して、前記タンク内圧検出手段により検出される前記タンク内圧に基づいて前記第2密閉系のリーク診断を実行する第2密閉系リーク診断手段と、 を備えたことを特徴とするエバポ系リーク診断装置。
IPC (1件):
F02M 25/08
FI (1件):
F02M25/08 Z
Fターム (6件):
3G144BA22 ,  3G144EA32 ,  3G144FA04 ,  3G144FA06 ,  3G144FA13 ,  3G144FA39
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る