特許
J-GLOBAL ID:201203012817473155

後席用サイドエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-285036
公開番号(公開出願番号):特開2012-131363
出願日: 2010年12月21日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】車両の後席に着座した乗員を効果的に拘束することができる後席用サイドエアバッグ装置を得る。【解決手段】本後席用サイドエアバッグ装置では、エアバッグ28の上チャンバ32と下チャンバ34とを連通する連通部46に配置されたインフレータ50が、ガス噴出口58を上チャンバ32側へ向けているため、ガスが優先的に上チャンバ32に供給される。しかも、連通部46に設けられた逆止弁62が上チャンバ32から下チャンバ34へのガスの移動を制限する。これにより、下チャンバ34内のガス圧が上チャンバ32内のガス圧よりも低い状態に保持されるので、エアバッグ28の下部側が乗員16の腰部を強く押すことにより腰部の傷害値が高くなることを回避できる。しかも、反力が確保されたエアバッグ28の上部側によって乗員16を効果的に拘束することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両の後席に着座した乗員と車体側部との間に膨張展開可能なエアバッグと、 作動することにより前記エアバッグ内にガスを発生させて前記エアバッグを膨張展開させるガス発生器と、 を備え、 前記エアバッグは、互いに連通する上チャンバ及び下チャンバを有し、 前記膨張展開時に前記上チャンバが乗員の上半身と車体側部との間に介在し、前記下チャンバが乗員の腰部と車体側部との間に介在すると共に、前記下チャンバ内のガス圧を前記上チャンバ内のガス圧よりも低くする内圧調整手段を有することを特徴とする後席用サイドエアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/234 ,  B60R 21/207
FI (2件):
B60R21/231 500 ,  B60R21/207
Fターム (4件):
3D054AA04 ,  3D054AA07 ,  3D054AA22 ,  3D054CC10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • サイドエアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-101814   出願人:豊田合成株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-076678   出願人:豊田合成株式会社

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