特許
J-GLOBAL ID:201203015024514356

無効電力補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-271270
公開番号(公開出願番号):特開2012-123450
出願日: 2010年12月06日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】複数台のSVCが互いに近距離に配置された場合において、簡素な構成で複数台のSVCを協調して制御することができるとともに、定常時のSVCの出力を抑制して電力系統の擾乱時の電圧変動に対応することができる無効電力補償装置を提供すること。【解決手段】母線7にはSVC1が接続され、SVC制御部4はSVC1を制御する。変動分電圧生成部41は、電圧基準値を出力する電圧基準回路141を備える。母線14にはSVC2が接続され、SVC制御部3はSVC2を制御する。変動分電圧生成部31は、所定の時間遅れ特性で追随し所定の範囲内に制限された比較電圧を生成するリミッタ付き1次遅れ制御ブロック131を備える。SVC1のスロープリアクタンス42のインピーダンス値XS1をSVC2のスロープリアクタンス32のインピーダンス値XS2よりも小さく設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の母線に接続され当該第1の母線の電圧変動に応じて無効電力を発生する第1の静止型無効電力補償装置と、この第1の静止型無効電力補償装置の出力を制御する第1の無効電力制御装置と、前記第1の母線と送電線を介して接続された第2の母線に接続され当該第2の母線の電圧変動に応じて無効電力を発生する第2の静止型無効電力補償装置と、この第2の静止型無効電力補償装置の出力を制御する第2の無効電力制御装置と、を備えた無効電力補償装置であって、 前記第1の無効電力制御装置は、前記第1の母線の母線電圧と所定の基準電圧との差分を出力する第1の変動分電圧生成部と、前記第1の母線の母線電圧の変化に対する前記第1の静止型無効電力補償装置の出力変化を決定する第1のスロープリアクタンスのインピーダンス値と前記第1の静止型無効電力補償装置に流れる電流値との積を前記第1の変動分電圧生成部の出力から差し引いた差分に基づき、前記第1の静止型無効電力補償装置に出力させる無効電力を演算する第1の無効電力制御部と、を備え、 前記第2の無効電力制御装置は、前記第1の母線の母線電圧に対して所定の時間遅れ特性で追随して所定の範囲内に制限された比較電圧を生成するとともに当該比較電圧と当該母線電圧との差分を出力する第2の変動分電圧生成部と、前記第2の母線の母線電圧の変化に対する前記第2の静止型無効電力補償装置の出力変化を決定しかつ前記第1のスロープリアクタンスのインピーダンス値よりも大きな値である第2のスロープリアクタンスのインピーダンス値と前記第2の静止型無効電力補償装置に流れる電流値との積を前記第2の変動分電圧生成部の出力から差し引いた差分に基づき、前記第2の静止型無効電力補償装置に出力させる無効電力を演算する第2の無効電力制御部と、を備えることを特徴とする無効電力補償装置。
IPC (2件):
G05F 1/70 ,  H02J 3/18
FI (2件):
G05F1/70 K ,  H02J3/18 C
Fターム (17件):
5G066FA01 ,  5G066FB09 ,  5G066FC02 ,  5G066FC13 ,  5H420BB03 ,  5H420BB12 ,  5H420BB16 ,  5H420CC04 ,  5H420DD03 ,  5H420EA03 ,  5H420EA40 ,  5H420EA44 ,  5H420EB05 ,  5H420EB38 ,  5H420FF03 ,  5H420FF04 ,  5H420FF07
引用特許:
出願人引用 (9件)
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