特許
J-GLOBAL ID:201203016414286385

連続的2次元粒子分離装置および粒子分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-223550
公開番号(公開出願番号):特開2012-076016
出願日: 2010年10月01日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】粒子の分離・回収を行う際に、複雑な操作や高価な機器を必要としない、ディスポーザブルな連続的2次元粒子分離装置を提供する。【解決手段】(1)外部からの溶液の連続的な導入を可能とする導入口Iと、(2)溶液の連続的な回収を可能とする回収口Oを有する流路構造Cを有しており、さらにその流路構造Cが(3)ある地点Pにおける流路断面S1において、流路構造Cを流れる粒子の中心位置が、流路断面S1におけるある一点X1を中心とした直径3×R2の円の内部を通過するような地点Pを有し、(4)地点Pと、地点Pより下流の地点Qとの間に、大きさによって粒子を分離するための構造Eを有し、(5)地点Pと地点Qの間に、粒子の磁性、電荷、比重のうち、少なくとも1つの要因に応じて粒子を分離するための流路部分Fを有する連続的2次元粒子分離装置とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
粒径がR1〜R2μm(R1<R2、R2は1000以下)である粒子を分離するための、ポリマー、ガラス、あるいは金属材料によって構成された連続的2次元粒子分離装置であって、 (1)外部からの溶液の連続的な導入を可能とする、少なくとも1つの導入口Iと、 (2)溶液の連続的な回収を可能とする、少なくとも1つの回収口Oと、を有する流路構造Cを有しており、 前記流路構造Cは、 (3)前記流路構造Cにおけるある地点Pにおける流路断面S1において、前記流路構造Cを流れる粒子の中心位置が、前記流路断面S1におけるある一点X1を中心とした直径3×R2の円の内部を通過するような、地点Pを少なくとも一箇所有し、 (4)また、前記地点Pと、前記地点Pより下流の地点Qとの間に、大きさによって粒子を分離するための構造Eを有することによって、前記地点Qにおける流路断面S2において前記流路構造Cを流れる粒子の中心位置の差が、流路断面S1における粒子の中心位置の差と比較して、流路断面S2におけるある方向Aに、大きさによって増幅され、 (5)また、前記地点Pと前記地点Qの間に、粒子の磁性、電荷、比重のうち、少なくとも1つの要因に応じて粒子を分離するための流路部分Fを有することによって、前記地点Qにおける流路断面S2において前記流路構造Cを流れる粒子の中心位置の差が、前記流路断面S1における粒子の中心位置の差と比較して、流路断面S2における方向Aとは異なる方向Bに、粒子の磁性、電荷、比重のうち、少なくとも1つの要因に応じて増幅される連続的2次元粒子分離装置。
IPC (5件):
B03B 7/00 ,  B03B 5/28 ,  B03C 1/00 ,  B03C 1/02 ,  C12M 1/00
FI (6件):
B03B7/00 ,  B03B5/28 A ,  B03B5/28 Z ,  B03C1/00 A ,  B03C1/02 Z ,  C12M1/00 A
Fターム (19件):
4B029AA09 ,  4B029AA21 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029CC13 ,  4B029DG10 ,  4B029HA05 ,  4B029HA09 ,  4D071AA42 ,  4D071AA52 ,  4D071AA62 ,  4D071AA64 ,  4D071AA90 ,  4D071AB03 ,  4D071AB04 ,  4D071AB63 ,  4D071CA03 ,  4D071CA05 ,  4D071DA20
引用特許:
審査官引用 (6件)
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