特許
J-GLOBAL ID:201203020825339762

発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-008602
公開番号(公開出願番号):特開2012-152010
出願日: 2011年01月19日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】対向電極を撓ませることでエレクトレット発電動作を行う場合、例えば、50Hzで振動した場合、一周期の撓みを1回としてみると、約16億回屈伸を繰り返すこととなる。そのため、長期にわたる信頼性を確保することが難しいという課題があった。また、平面方向用の発電装置を転用するには、大幅な改造が必要となり、実用性に乏しいという課題があった。【解決手段】互いに反発する磁石やエレクトレットを用いて、固定基板と、エレクトレットを設けた可動基板を重力に抗した状態で浮遊させた。この状態で振動が加わると固定基板の法線方向に可動基板が振動(上下の振動)する。この振動に応じて固定基板と可動基板間の距離が変化する。即ち固定基板と可動基板間の電気容量が変化し、この容量変化に伴い電流が発生する。即ち、重力方向の振動を用いて発電することが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重力方向の力成分を有する外力を受けて発電を行う発電装置であって、 電荷を保持し、発電用のエレクトレット電極を第1面側に備えている第1基板と、 第2面が、間隔を介して前記第1面と対向し、かつ前記第1面と前記第2面とが向き合うよう設けられた第2基板と、 前記第2基板が前記第2面側に備えている、前記第1面の平面視で、前記エレクトレット電極と少なくとも一部が重なる発電用の導体を有する導体電極と、 前記第1基板と前記第2基板の一方の基板を固定し、他方の基板に対しては、前記平面視方向への移動を抑制すると共に、前記第1基板と前記第2基板との法線に双方向への運動自由度を所定の距離範囲で与え、前記所定の距離範囲を超えた場合には、運動を規制する枠と、 前記第1面側の一部と前記第2面側の一部とに各々突出し、前記平面視で少なくとも一部が重なるよう設けられ、互いに反発する力を発生させることで前記第1基板と前記第2基板とを離すと共に、前記外力により、前記エレクトレット電極と前記導体電極との衝突が懸念される場合には、前記エレクトレット電極と前記導体電極との衝突を避けるべく、前記エレクトレット電極または前記導体電極よりも先に衝突する緩衝部と、を備え、 前記一方の基板を前記他方の基板よりも重力方向側に配置し、前記外力を受けたとき、発電することを特徴とする発電装置。
IPC (1件):
H02N 1/00
FI (1件):
H02N1/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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