特許
J-GLOBAL ID:201203022207359593

生体分子計測システム及び生体分子計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-061159
公開番号(公開出願番号):特開2012-198058
出願日: 2011年03月18日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】蛍光を用いた生体分子計測において、SB比とスループットを向上したホモジニアスアッセイ法を提供する。【解決手段】定量対象の生体分子11に電気双極子モーメント30を誘起し、方向が変調された電界E1,E2,E3を印加して蛍光測定を行う。定量対象分子と複合体13を形成した蛍光分子からの蛍光は変調電界と同期して蛍光強度が変化するが、非結合の蛍光分子からの蛍光強度はランダムに変化する。定量対象分子と結合した蛍光分子とそうでない蛍光分子では、蛍光強度変調の振幅あるいは位相が異なることを利用して高いSB比を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
蛍光を利用して生体分子を定量する生体分子計測システムであって、 定量対象となる生体分子、蛍光分子、並びに前記生体分子及び前記蛍光分子と複合体を形成するための結合分子を含有する溶液を保持する保持部と、 偏光した励起光を前記溶液に照射する励起光源と、 前記溶液に方向が周期的に変化する変調電界を印加する電界印加部と、 前記励起光照射によって前記蛍光分子から発生された蛍光を検出する受光部と、 前記受光部による蛍光検出信号を処理する演算部とを有し、 前記複合体は電気双極子モーメントを持ち、前記変調電界の印加によって前記複合体中の前記蛍光分子の遷移双極子モーメントの方向が前記励起光の偏光方向又は偏光面に対して周期的に変化し、 前記演算部は、前記変調電界の変調周期に同期して変化する成分が最大になるタイミングの蛍光検出信号から最小になるタイミングの蛍光検出信号を減算した値を複数周期にわたって積算する処理を行うことを特徴とする生体分子計測システム。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 33/543
FI (2件):
G01N21/64 F ,  G01N33/543 595
Fターム (12件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043EA01 ,  2G043GA07 ,  2G043GB12 ,  2G043GB19 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043JA02 ,  2G043LA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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