特許
J-GLOBAL ID:201203029731392063

車両の牽引フック取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-176168
公開番号(公開出願番号):特開2012-035691
出願日: 2010年08月05日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】フック取付部材が衝撃吸収部材の先端に配設されている牽引フック取付構造において、フック取付部材に斜め方向から衝撃荷重が加えられる場合でも、その衝撃荷重が衝撃吸収部材によって適切に吸収されるようにする。【解決手段】ナット部材(フック取付部材)24は、取付フランジ40の固設部42を介してクラッシュボックス(衝撃吸収部材)14Rの先端カバー34の内側面に固定されており、ナット部材24に所定値以上の衝撃荷重が作用した場合には、スリット46部分で破断し、そのスリット46よりも内側の離脱部44がナット部材24と共にクラッシュボックス14Rの内側へ離脱させられる。これにより、先端カバー34に衝撃荷重が直接作用させられるようになり、斜め方向から荷重が作用する場合でもモーメントの発生が抑制されてクラッシュボックス14Rが適切に圧壊させられ、所定の衝撃エネルギー吸収性能が安定して得られる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
筒形状の側壁を有するとともに、該筒形状の軸方向が車両の前後方向となる姿勢で車体に配設され、軸方向に圧縮させられることにより衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材と、 該衝撃吸収部材の先端カバーに設けられた挿通穴を貫通して外部へ突き出すように配設されたフック取付部材と、 を有し、該フック取付部材に牽引フックが一体的に取り付けられる車両の牽引フック取付構造において、 前記フック取付部材は、外周側へ延び出して前記先端カバーの内側面に密着させられる取付フランジを介して該先端カバーに配設されているとともに、 該取付フランジは、前記先端カバーの内側面に一体的に固設される固設部と、前記フック取付部材に対して前記衝撃吸収部材の内側へ向かう方向に所定値以上の衝撃荷重が作用した場合に、該衝撃吸収部材が圧縮し始める前に前記固設部から分離させられ、前記フック取付部材と共に該衝撃吸収部材の内側へ離脱する離脱部とを有する ことを特徴とする車両の牽引フック取付構造。
IPC (3件):
B60R 19/34 ,  B60R 19/24 ,  B60D 1/04
FI (3件):
B60R19/34 ,  B60R19/24 Q ,  B60D1/04 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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