特許
J-GLOBAL ID:201203036328659536

物体検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 西川 惠清 ,  水尻 勝久 ,  坂口 武 ,  北出 英敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-059699
公開番号(公開出願番号):特開2012-194121
出願日: 2011年03月17日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
【課題】環境温度の変化に対応することにより誤検出を生じにくくした物体検出装置を提供する。【解決手段】物体検出装置1は、センサ装置2から熱画像を取得する取得部11と、背景画像を記憶する記憶部12と、対象物3を検出する検出部13と、背景画像を更新する更新部15とを備えている。物体検出装置1は、現在の熱画像である取得画像と背景画像との差分を検出する背景差分法により、検出部13にて対象物3を検出する。更新部15は、対象物3が検出されなかった不検出領域については、最新の取得画像に基づいて背景画像を更新する。更新部15は、対象物3が検出された検出領域については、第1の背景更新処理によって更新された温度の変化量から補正値を求め、この補正値を用いて背景画像を更新する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
検知範囲内の温度分布を表す取得情報を取得する取得部と、前記検知範囲に対象物が存在しないときの前記検知範囲内の温度分布を表す背景情報を記憶する記憶部と、前記背景情報に対する前記取得情報の変化に基づいて前記検知範囲における前記対象物の有無を検出する検出部と、前記記憶部に記憶されている前記背景情報を繰り返し更新する更新部とを備え、 前記更新部は、前記背景情報を、前記検出部で前記対象物が検出された領域を含む検出領域と、当該検出領域以外の領域からなる不検出領域とに分け、 前記不検出領域については、前記取得情報に基づいて前記背景情報を更新する第1の背景更新処理を実行し、前記検出領域については、前記不検出領域の少なくとも一部からなる抽出領域の前記第1の背景更新処理による温度の変化量から求まる補正値を用いて、前記背景情報を更新する第2の背景更新処理を実行することを特徴とする物体検出装置。
IPC (2件):
G01V 8/10 ,  G01S 3/782
FI (2件):
G01V9/04 S ,  G01S3/782 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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