特許
J-GLOBAL ID:201203037980732322

ローラ式摩擦伝動ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-258044
公開番号(公開出願番号):特開2012-107721
出願日: 2010年11月18日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】ローラ間を軸線方向複数箇所で接触させて面圧低下を図り、ローラ間滑り速度に対するトラクション係数の負勾配特性を、ジャダーの防止が可能なように改善する。【解決手段】相互に摩擦接触して動力伝達を行う第1ローラ21および第2ローラ22のうち、第2ローラ22の外周面22aは円筒面に形成するが、第1ローラ21の外周面21aは、軸線方向に中高となった3個の凸曲面21b,21c,21dより成る波形に形成して、第1ローラ21の外周面22aを凸曲面21b,21c,21dの頂点位置に対応する軸線方向3箇所α1,α2,α3で第2ローラ22の外周面22aに接触させる。これによりローラ間の面圧が低下して、ローラ間滑り速度に対するトラクション係数の変化特性を、負勾配領域が小さくて負勾配の緩やかなものにすることが可能で、ローラ間にジャダーが発生するのを防止することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1ローラの外周面および第2ローラの外周面を相互に径方向へ押圧接触させて、これら第1ローラおよび第2ローラ間で摩擦により動力を伝達可能となし、 これら第1ローラおよび第2ローラのうち、一方のローラを、四輪駆動車両における主駆動輪の駆動系に結合し、他方のローラを四輪駆動車両における従駆動輪駆動系に結合して用いる、ローラ式摩擦伝動ユニットにおいて、 前記第1ローラの外周面および第2ローラの外周面をそれぞれ、これら第1ローラの外周面および第2ローラの外周面が軸線方向複数箇所において相互に接触する形状に形成したことを特徴とするローラ式摩擦伝動ユニット。
IPC (1件):
F16H 13/04
FI (1件):
F16H13/04 C
Fターム (7件):
3J051AA01 ,  3J051BD01 ,  3J051BE03 ,  3J051EC06 ,  3J051EC07 ,  3J051ED07 ,  3J051FA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 駆動力配分装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-042447   出願人:日産自動車株式会社
  • 駆動力配分装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-284150   出願人:日産自動車株式会社
  • 自動車用の総輪駆動トロイダル式変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-112316   出願人:ツェットエフフリードリッヒスハーフェンアクチエンゲゼルシャフト
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審査官引用 (4件)
  • 駆動力配分装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-284150   出願人:日産自動車株式会社
  • 駆動力配分装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-042447   出願人:日産自動車株式会社
  • 自動車用の総輪駆動トロイダル式変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-112316   出願人:ツェットエフフリードリッヒスハーフェンアクチエンゲゼルシャフト
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