特許
J-GLOBAL ID:200903098903586996

駆動力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-284150
公開番号(公開出願番号):特開2009-173261
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】実用上不必要なほど大きなトルクが従駆動輪へ伝達されることのないよう駆動力配分装置を構成し、従駆動輪駆動系を不必要に高強度に造る必要がないようにする。【解決手段】後輪へトルクを伝達する入力軸12に第1ローラ31を一体成形し、前輪へトルクを向かわせる出力軸13に第2ローラ32を一体成形する。ローラ31,32が相互に径方向へ押圧接触されるよう、ローラ軸間距離L1を、ローラ31,32の半径の和値よりも小さくして、軸12から後輪へのトルクの一部を、ローラ31,32を経て軸13より前輪へ向かわせる。ローラ間径方向押圧力を、この押圧力で決まる前輪トルク配分比最大状態での最大配分時最大ローラ伝達トルクが、前輪トルク配分比最大状態で最大入力が入力軸12へ伝達された時の前輪最大配分トルクよりも小さくなるよう定めるべくローラ軸間距離L1を決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
主駆動輪へのトルクの一部を従駆動輪へ分配して出力することにより、主従駆動輪間のトルク配分を決定するようにした駆動力配分装置において、 主駆動輪へのトルク伝達経路を成す回転部材と共に回転する第1ローラと、 従駆動輪へのトルク伝達経路を成す回転部材と共に回転する第2ローラと、 これら第1ローラおよび第2ローラを相互に径方向へ押圧接触させて、該第1ローラおよび第2ローラ間でのトルク伝達を可能にするローラ間径方向押圧手段とを具え、 該ローラ間径方向押圧手段は、第1ローラおよび第2ローラ間の径方向押圧力を、該ローラ間径方向押圧力で決まる従駆動輪トルク配分最大状態での最大配分時最大ローラ伝達トルクが、該従駆動輪トルク配分最大状態のまま駆動力配分装置へ最大トルクを入力させたと仮定した時の従駆動輪最大配分トルクよりも小さくなるよう定めて構成したことを特徴とする駆動力配分装置。
IPC (3件):
B60K 17/348 ,  F16H 13/04 ,  F16H 21/20
FI (3件):
B60K17/348 B ,  F16H13/04 B ,  F16H21/20 A
Fターム (26件):
3D043AA01 ,  3D043AA06 ,  3D043AB01 ,  3D043EA02 ,  3D043EA22 ,  3D043EB12 ,  3D043EB13 ,  3D043EF09 ,  3D043EF12 ,  3D043EF18 ,  3J051AA01 ,  3J051BB02 ,  3J051BD01 ,  3J051BE03 ,  3J051EB01 ,  3J051ED01 ,  3J051ED02 ,  3J051FA02 ,  3J062AA02 ,  3J062AB16 ,  3J062AB29 ,  3J062BA11 ,  3J062BA12 ,  3J062CB06 ,  3J062CB16 ,  3J062CB44
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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