特許
J-GLOBAL ID:201203042246797078

車両用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-157663
公開番号(公開出願番号):特開2012-020595
出願日: 2010年07月12日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】シートバックを前傾位置まで倒し込む途中止め操作を行う前の背凭れ角度を記憶するメモリ装置を備えた車両用シートにおいて、シートバックを精度良く前傾位置に係止させられるようにする。【解決手段】メモリ装置10は、シートバック2に設けられたフック11と、ベース体4に回転可能に設けられた中間リング12と、中間リング12のベース体4に対する回転を係止可能なロック装置13とを有する。フック11は、常時は、附勢力によって中間リング12の外周部に形成された凹部12A内に入り込んで係合した状態に保持されるが、途中止め操作時には凹部12Aから外し出され、中間リング12を残してシートバック2と共に前倒れ回転し、シートバック2の骨格に設けられた係止ピン2Pが中間リング12に形成された係止突起12Bと当接する前傾位置にて係止される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
シートバックを前傾位置まで倒し込む途中止め操作と該前傾位置を越えた大倒し位置まで倒し込む大倒し操作とが可能で、かつ、前記シートバックの途中止め操作を行う前の背凭れ角度を記憶して途中止め操作後に前記シートバックを記憶した背凭れ角度位置まで起こし上げられるように案内するメモリ装置を備えた車両用シートであって、 前記シートバックは、回転止め可能な回転軸装置として機能するリクライニング装置を介してフロア上のベース体に連結され、常時は背凭れ角度が固定された状態に保持されるが、途中止め操作或いは大倒し操作時に背凭れ角度の固定状態が解かれるようになっており、 前記メモリ装置は、前記シートバックに設けられた係合部材と、前記ベース体に回転可能に設けられた被係合部材と、該被係合部材の前記ベース体に対する回転を係止可能なロック装置と、を有し、前記係合部材は常時は附勢力によって前記被係合部材の外周部に形成された凹部内に入り込むことで前記被係合部材を前記シートバックに回転方向に一体に係合させた状態に保持されるが途中止め操作時には前記凹部から外し出されることにより前記被係合部材を残して前記シートバックと共に前倒れ回転するようになっており、前記被係合部材は常時は前記ロック装置によって前記ベース体に対して回転止めされた状態に保持されるが大倒し操作時には前記ロック装置による回転止め状態が解除されて前記係合部材に引き連れられる格好で前記シートバックと共に前倒れ回転するようになっており、 前記シートバックを途中止め操作時に前傾位置に係止させるストッパ構造が、前記係合部材とは別に前記シートバックの骨格に対して直接一体的に固定されて設けられた係止部材が前記被係合部材に形成された係止突起に当たって係止される構成となっていることを特徴とする車両用シート。
IPC (3件):
B60N 2/20 ,  B60N 2/22 ,  A47C 1/025
FI (3件):
B60N2/20 ,  B60N2/22 ,  A47C1/025
Fターム (12件):
3B087BA12 ,  3B087BC09 ,  3B087BD01 ,  3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA01 ,  3B099CA05 ,  3B099CA09 ,  3B099CA17 ,  3B099CB03 ,  3B099CB06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-302879   出願人:トヨタ紡織株式会社
  • 自動車用シート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-124561   出願人:日本発条株式会社
  • 自動車のシート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-155680   出願人:ダイハツ工業株式会社, 富士シート株式会社
審査官引用 (3件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-302879   出願人:トヨタ紡織株式会社
  • 自動車用シート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-124561   出願人:日本発条株式会社
  • 自動車のシート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-155680   出願人:ダイハツ工業株式会社, 富士シート株式会社

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