特許
J-GLOBAL ID:201203045003155433

省エネ行動評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 政木 良文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-046006
公開番号(公開出願番号):特開2012-181805
出願日: 2011年03月03日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】 建物の性能や気候に依存する環境要因を適切に評価しつつ、消費者の省エネ行動について適切な評価を与えることのできる省エネ行動評価システムを提供する。【解決手段】 HEMS(Home Energy Management System)を介して取得される単位時間別の室温、及び、外気温をデータベース12を介して参照し、建物の断熱性指標を算出する断熱性指標算出手段16、当該断熱性指標を説明変数として重回帰分析を行う重回帰分析手段17、重回帰式に基づき、各家庭の断熱性指標に応じた標準のエネルギー消費量を推定する標準エネルギー消費量推定手段19を備え、消費行動判定手段20が、当該推定された標準エネルギー消費量と実際のエネルギー消費量とを比較し、各家庭の消費行動を判別ならびに評価する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
各家庭のエネルギー消費量についてコンピュータによる統計処理を行い、各家庭の消費行動を環境要因に従って分析する省エネ行動評価システムであって、 各家庭の少なくとも単位時間別のエネルギー消費量および室温を取得し、当該各家庭の識別IDとともに計測データベースに保持する計測データ取得手段と、 前記識別ID毎に、各家庭の建物位置を保持する建物情報データベースと、 少なくとも前記建物位置が属するエリア毎に、単位時間別の外気温を保持する気温情報データベースと、 前記識別ID毎に、前記計測データベースに保持された単位時間別の室温、前記建物情報データベースに保持された前記建物位置、及び、前記気温情報データベースに保持された当該建物位置の単位時間別の外気温情報を読み出し、当該単位時間別の室温、及び、外気温に基づき、建物の断熱性指標を算出する断熱性指標算出手段と、 少なくとも前記断熱性指標を説明変数とし、単位時間別の前記エネルギー消費量を所定の時間帯別に累積することで得られる累積エネルギー消費量を目的変数として、重回帰分析を行い、重回帰パラメータを決定する重回帰分析手段と、 前記重回帰分析手段により求められた重回帰式に基づき、各家庭の前記断熱性指標に応じた標準のエネルギー消費量を推定する標準エネルギー消費量推定手段と、 前記推定された標準エネルギー消費量と前記エネルギー消費量との差に基づき、各家庭の消費行動を判別ならびに評価する消費行動判定手段とを備えることを特徴とする省エネ行動評価システム。
IPC (3件):
G06Q 50/26 ,  G06F 17/50 ,  G06Q 10/00
FI (4件):
G06F17/60 154 ,  G06F17/50 612Z ,  G06F17/60 176A ,  G06F17/50 680B
Fターム (2件):
5B046AA03 ,  5B046JA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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