特許
J-GLOBAL ID:201203047357193289
蛍光分析装置および蛍光分析方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-038291
公開番号(公開出願番号):特開2012-173252
出願日: 2011年02月24日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】従来とは異なる方式によりFCCSにおけるクロストークを低減する蛍光分析装置および蛍光分析方法を提供する。【解決手段】蛍光分析装置は、お互いに異なる変調周波数で強度変調したレーザ光を合成して試料に一定時間照射し、レーザ光の照射を受けた第1の蛍光物質が発する第1の蛍光の蛍光信号を出力し、レーザ光の照射を受けた第2の蛍光物質が発する第2の蛍光の蛍光信号を出力する。当該装置は、第1の蛍光の蛍光信号を変調信号とミキシングすることにより第1の蛍光の強度の時系列データを算出し、第2の蛍光の蛍光信号を変調信号とミキシングすることにより第2の蛍光の強度の時系列データを算出する。更に、当該装置は、第1の蛍光の蛍光強度の時系列データと第2の蛍光の蛍光強度の時系列データとの間で相互相関関数を算出することにより、第1の測定対象物と第2の測定対象物の結合の程度を判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の測定対象物および第2の測定対象物を含む試料にレーザ光を照射することにより、前記第1の測定対象物および前記第2の測定対象物から発する蛍光を分析する蛍光分析装置であって、
前記第1の測定対象物中の第1の蛍光物質を励起する波長を有し、第1の変調周波数で強度変調された第1のレーザ光と、前記第2の測定対象物中の第2の蛍光物質を励起する波長を有し、第2の変調周波数で強度変調された第2のレーザ光とを合成したレーザ光を前記試料に照射するために一定時間出射するレーザ光出射部と、
合成した前記レーザ光の照射を受けた前記第1の蛍光物質の発する第1の蛍光を第1の受光素子で受光して第1の蛍光信号を出力し、さらに、合成した前記レーザ光の照射を受けた前記第2の蛍光物質の発する第2の蛍光を第2の受光素子で受光して第2の蛍光信号を出力する受光部と、
前記第1の蛍光信号を前記第1の変調周波数の変調信号とミキシングすることにより前記第1の蛍光の強度を表す第1の蛍光強度の成分を含む第1の処理信号を生成し、前記第2の蛍光信号を前記第1の変調周波数の変調信号とミキシングすることにより前記第2の蛍光の強度を表す第2の蛍光強度を含む第2の処理信号を生成し、前記第1の処理信号と前記第2の処理信号から前記第1の蛍光強度と前記第2の蛍光強度の前記一定時間の時系列データを算出するデータ処理部と、
前記第1の蛍光強度の時系列データと前記第2の蛍光強度の時系列データとの間で相互相関関数を算出することにより、前記第1の測定対象物と前記第2の測定対象物の結合の程度を判定する分析部と、を有することを特徴とする蛍光分析装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (13件):
2G043AA01
, 2G043AA03
, 2G043CA04
, 2G043DA06
, 2G043EA01
, 2G043GA06
, 2G043GB12
, 2G043HA01
, 2G043HA09
, 2G043JA03
, 2G043KA09
, 2G043LA01
, 2G043NA06
引用特許:
審査官引用 (3件)
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蛍光分光分析の方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-013317
出願人:オリンパス株式会社
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蛍光分光分析装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-096270
出願人:オリンパス株式会社, 独立行政法人理化学研究所
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FRET検出方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-054347
出願人:三井造船株式会社
引用文献:
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