特許
J-GLOBAL ID:201203049974820110

ガソリンエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  佐藤 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-111398
公開番号(公開出願番号):特開2012-241589
出願日: 2011年05月18日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】燃焼騒音やスートの増大を招くことなく、適正に圧縮自己着火燃焼を行わせる。【解決手段】本発明のガソリンエンジンでは、ピストン5冠面の中央部に設けられたキャビティ40と対向するようにインジェクタ21が設けられ、そのインジェクタ21から、前段噴射P1および後段噴射P2の少なくとも2回に分けて燃料が噴射される。前段噴射P1は、圧縮行程中でかつ後段噴射P2よりも前に燃料を噴射し、その噴射された燃料により、キャビティ40よりもボア径方向の外側に位置する燃焼室6の外周部に、キャビティ40の内部よりもリッチな混合気を形成する。後段噴射P2は、圧縮行程後期から膨張行程初期までの間の所定時期に燃料を噴射し、その噴射された燃料により、キャビティ40の内部に、上記前段噴射P1の実行時よりもリッチな混合気を形成する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
少なくとも一部がガソリンからなる燃料と空気との混合気を燃焼室で燃焼させることによりピストンを往復運動させるガソリンエンジンであって、 上記ピストンの冠面の中央部に設けられた凹状のキャビティと、 上記キャビティと対向する燃焼室天井の中央部から上記燃料を複数の方向に向けて噴射する多噴口型のインジェクタと、 上記インジェクタによる燃料の噴射動作を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、予め設定されたエンジンの特定運転領域において、前段噴射および後段噴射の少なくとも2回に分けて上記インジェクタから燃料を噴射させるとともに、その噴射された燃料と空気との混合気を自着火により燃焼させ、 上記前段噴射は、圧縮行程中でかつ上記後段噴射よりも前に燃料を噴射し、その噴射された燃料により、上記ピストンのキャビティよりもボア径方向の外側に位置する燃焼室の外周部に、上記キャビティの内部よりもリッチな混合気を形成するものであり、 上記後段噴射は、圧縮行程後期から膨張行程初期までの間の所定時期に燃料を噴射し、その噴射された燃料により、上記キャビティの内部に、上記前段噴射の実行時よりもリッチな混合気を形成するものであることを特徴とするガソリンエンジン。
IPC (5件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/40 ,  F02D 21/08 ,  F02B 11/00 ,  F02B 23/10
FI (5件):
F02D41/38 B ,  F02D41/40 D ,  F02D21/08 301C ,  F02B11/00 A ,  F02B23/10 320
Fターム (43件):
3G023AA01 ,  3G023AB06 ,  3G023AC04 ,  3G023AD02 ,  3G023AG05 ,  3G092AA01 ,  3G092AA02 ,  3G092AA06 ,  3G092AA11 ,  3G092AA17 ,  3G092BA04 ,  3G092BB06 ,  3G092BB13 ,  3G092DC09 ,  3G092EA05 ,  3G092FA18 ,  3G092GA05 ,  3G092GA06 ,  3G092GA18 ,  3G092HA04Z ,  3G092HA11Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z ,  3G092HF08Z ,  3G301HA01 ,  3G301HA02 ,  3G301HA04 ,  3G301HA13 ,  3G301HA19 ,  3G301JA24 ,  3G301KA08 ,  3G301KA09 ,  3G301KA25 ,  3G301LB04 ,  3G301MA01 ,  3G301MA18 ,  3G301MA23 ,  3G301NE13 ,  3G301PA10Z ,  3G301PA17Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE08Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
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