特許
J-GLOBAL ID:201203050449885986
駆動力配分装置の油圧供給装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
飯塚 義仁
, 林 秀男
, 貝塚 亮平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-095555
公開番号(公開出願番号):特開2012-224290
出願日: 2011年04月21日
公開日(公表日): 2012年11月15日
要約:
【課題】部品数を少なく抑えた簡単な構成で、ピストン室の油圧の変動を効果的に抑制できる駆動力配分装置の油圧供給装置を提供する。【解決手段】作動油が導入されるピストン室(32)に設置されて、クラッチ(20)に係合圧を付与するピストン部材(33)は、ピストン室(32)の一の壁面をなす板状の壁面部(33a)を有する略円形環状の部材からなる。そして、ピストン部材(33)の外径寸法(DA)に対する内径寸法(DB1)の割合は、ピストン室(32)内の作動油の油圧で壁面部(33a)に撓み変形が生じるような割合に設定されている。これによおり、ピストン室(32)に油圧の変動を抑制するアキュムレータとしての機能及び作用を持たせている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
駆動源からの駆動力を主駆動輪及び副駆動輪に伝達する駆動力伝達経路と、
前記駆動力伝達経路における前記駆動源と前記副駆動輪との間に配置された駆動力配分装置と、を備えた四輪駆動車両において、
前記駆動力配分装置は、積層された複数の摩擦材と、該摩擦材を積層方向に押圧して係合させるためのピストン部材と、前記ピストン部材を収容したピストンハウジングと、前記ピストンハウジング内で前記ピストン部材との間に画成されて該ピストン部材に対する油圧を発生するピストン室と、を有する摩擦係合要素で構成されており、
前記ピストン室に作動油を供給するためのモータで駆動するオイルポンプと、前記オイルポンプから前記ピストン室に通じる油路に作動油を封入するための作動油封入弁と、該作動油封入弁と前記ピストン室との間の前記油路を開閉するための開閉弁と、を有する油圧回路を備えた駆動力配分装置の油圧供給装置において、
前記ピストン部材は、前記ピストン室の一の壁面をなす板状の壁面部を有する略円形環状の部材からなり、
該ピストン部材の外径寸法に対する内径寸法の割合と前記壁面部の厚さ寸法との少なくともいずれかは、前記ピストン室内の作動油の油圧で前記壁面部に撓み変形が生じるような割合又は厚さ寸法に設定されている
ことを特徴とする駆動力配分装置の油圧供給装置。
IPC (2件):
B60K 17/348
, F16D 25/063
FI (2件):
B60K17/348 B
, F16D25/063 K
Fターム (9件):
3D043AB02
, 3D043AB17
, 3D043EA03
, 3D043EA18
, 3J057AA06
, 3J057BB04
, 3J057DA20
, 3J057HH02
, 3J057JJ05
引用特許:
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