特許
J-GLOBAL ID:201203052996522238

トルク伝達装置用トレランスリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-197573
公開番号(公開出願番号):特開2012-052638
出願日: 2010年09月03日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】両軸部材の間に発生する偏心を防止することのできるトルク伝達装置用トレランスリングを提供する。【解決手段】トルク伝達装置Tにおいて、二重軸状をなす両軸部材S1,S2の間にトレランスリング10が嵌合により配置される。トレランスリング10は、入力トルクが設定トルク値よりも小さいときは両軸部材S1,S2を一体回転させ、また、入力トルクが設定トルク値よりも大きいときは両軸部材S1,S2の間にスリップを発生することで両軸部材S1,S2の相対回転を許容するトルクリミッタとして機能する。トレランスリング10は、周方向の両端縁部の間に合口部が形成された円筒状をなしかつばね性を有するリング本体11に多数の凸部13が周方向に所定間隔を隔てて形成される。リング本体11の合口部寄りの一対の凸部13の剛性と、合口部12に対して直径方向の反対側半部に配置される凸部13の剛性とが同等になるように構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
二重軸状をなす内軸部材及び外軸部材の間に嵌合により配置されかつ入力トルクが設定トルク値よりも小さいときは両軸部材を一体回転させ、また、入力トルクが設定トルク値よりも大きいときは両軸部材の間にスリップを発生することで両軸部材の相対回転を許容するトルクリミッタとして機能するトルク伝達装置用トレランスリングであって、 周方向の両端縁部の間に合口部が形成された円筒状をなしかつばね性を有するリング本体に、径方向に突出する多数の凸部が周方向に所定間隔を隔てて形成され、 前記リング本体の合口部寄りの一対の凸部の剛性と、該リング本体の合口部に対して直径方向の反対側半部に配置される凸部の剛性とが同等になるように構成した ことを特徴とするトルク伝達装置用トレランスリング。
IPC (2件):
F16D 7/02 ,  F16D 1/09
FI (3件):
F16D7/02 F ,  F16D7/02 A ,  F16D1/06 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
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