特許
J-GLOBAL ID:201203054015277797

ヒートポンプ式蒸気生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-028477
公開番号(公開出願番号):特開2012-167852
出願日: 2011年02月14日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
【課題】ヒートポンプ媒体の圧縮機での凝縮を抑制し、長期にわたって安定して蒸気を取り出すことが可能なヒートポンプ式蒸気生成装置を提供する。【解決手段】PH線図の過熱蒸気領域において、飽和蒸気線の傾きよりも、等エントロピー線の傾きの方が大きい媒体が循環するヒートポンプ循環経路20と、給水経路L3と、気液分離器7と、気液分離器の気相部に設けられた蒸気取出し経路L4と、気液分離器の液相部と給水経路とを接続する水循環経路L6とを備え、ヒートポンプ循環経路20に、媒体凝縮器3から膨張機5に向かう媒体と、排熱回収器1から圧縮機2に向かう媒体とを熱交換して、圧縮機2に導入される媒体を加熱する内部熱交換器10が配置されているヒートポンプ式蒸気生成装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外部熱源から熱を回収して媒体を加温する排熱回収器、前記排熱回収器を通過した媒体を圧縮する圧縮機、前記圧縮機で圧縮された媒体の熱を被加熱水に伝熱して温水及び蒸気の気液二相流を生成する媒体凝縮器、及び前記媒体凝縮器を通過した媒体を減圧して温度を下げる膨張機を有するヒートポンプ循環経路と、 前記媒体凝縮器に供給水を導入する給水経路と、 前記媒体凝縮器で生成した、温水及び蒸気の気液二相流を、水蒸気と水とに分離する気液分離器と、 前記気液分離器の気相部に設けられた蒸気取出し経路と、 前記気液分離器の液相部と前記給水経路とを接続する水循環経路とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置であって、 前記媒体が、PH線図の過熱蒸気領域において、飽和蒸気線の傾きよりも、等エントロピー線の傾きの方が大きい媒体であり、 前記ヒートポンプ循環経路に、前記媒体凝縮器から前記膨張機に向かう媒体と、前記排熱回収器から前記圧縮機に向かう媒体とを熱交換して、前記圧縮機に導入される媒体を加熱する内部熱交換器が配置されていることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
IPC (4件):
F25B 39/00 ,  F25B 1/00 ,  F25B 40/00 ,  F22B 3/00
FI (5件):
F25B39/00 G ,  F25B1/00 396G ,  F25B1/00 396K ,  F25B40/00 V ,  F22B3/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-023370   出願人:関西電力株式会社, 株式会社東洋製作所
  • 特開平1-247962
  • ヒートポンプ式給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-335331   出願人:東芝キヤリア株式会社
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