特許
J-GLOBAL ID:201203054567333268

せん断力抵抗装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 儀一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-117569
公開番号(公開出願番号):特開2012-246641
出願日: 2011年05月26日
公開日(公表日): 2012年12月13日
要約:
【目的】本発明は、建設分野の耐震・制震改修などにおける制震装置(制震部材)あるいは耐震装置(耐震部材)の取り付けに際し、新構造体と旧構造体とを密着接合する際に用いられるせん断力抵抗装置につき、両構造体間でのせん断力の抵抗効率が格段に優れたせん断力抵抗装置を提供することを目的とする。【構成】断面略凹または凸状かつリング状に形成された溝条と、中央部から内部へ向かい穿設された取り付け孔と、リング状に形成された係止突片が設けられ中央に挿通孔が穿設されると共に近傍部位に回転体形状の切り欠き凹または凸部が形成された装置本体と、回転体形状をなし中央に挿通孔が穿設された面密着部材及び挿通孔を貫挿し取り付け孔内に挿入されるアンカー部材と、螺挿され面密着部材と装置本体とを密着させるナット部材とを有することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
旧構造体と、該旧構造体に密着して取り付けられる新構造体との間に設けられ、前記新構造体と旧構造体間で生じるズレ変位によるせん断力の抵抗を企図するせん断力抵抗装置であり、 旧構造体の表面に断面略凹状または凸状をなし、かつリング状にして形成された溝条と、前記溝条内の中央部から旧構造体の内部へ向かい穿設された取り付け孔と、 前記溝条に遊嵌すべくリング状に形成された係止突片が設けられ、中央には前記取り付け孔に連通する挿通孔が穿設されると共に、前記挿通孔の近傍部位に、前記挿通孔を中心にした略半球回転体形状の切り欠き凹部または凸部が形成された装置本体と、 前記装置本体の切り欠き凹部内側または凸部面に密設すべく、略半球回転体形状をなし、中央に挿通孔が穿設された面密着部材と、 前記面密着部材及び装置本体の挿通孔を貫挿し、前記取り付け孔内に挿入されるアンカー部材と、 前記アンカー部材に螺挿され、前記面密着部材と装置本体とを密着させるナット部材と、 を有する、 ことを特徴とするせん断力抵抗装置。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 D
Fターム (2件):
2E176AA01 ,  2E176BB28
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第4230533号
  • 柱脚固定構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-335202   出願人:株式会社巴コーポレーション
  • 既存建物の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-162334   出願人:前田建設工業株式会社, サンコーテクノ株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特許第4230533号
  • 柱脚固定構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-335202   出願人:株式会社巴コーポレーション
  • 既存建物の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-162334   出願人:前田建設工業株式会社, サンコーテクノ株式会社
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