特許
J-GLOBAL ID:201203054811549650
多流路形ロータリジョイント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三木 久巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-243102
公開番号(公開出願番号):特開2012-092955
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】複数の異種流体又は同種流体を良好に流動させることができ且つその流動条件(特に、圧力条件)を各別に制御することができるようにする。【解決手段】ケース体1と回転体2との間に、第1及び第2シール部材並びに複数の第3シール部材6でシールされた複数のシール空間7a,8a,9aを形成する。各第3シール部材6は、回転体2に固定された回転密封環20とケース体1にOリング21を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環22との相対回転により、当該相対回転部分20a,22aの内周側領域であるシール空間9aと外周側領域であるシール空間7a,8aとを遮蔽シールするものであり、静止密封環22に当該Oリング21の前記外周側領域7a,8aへの飛び出しを係止する第1係止部22bを形成すると共にケース体1に当該Oリング21の前記内周側領域9aへの飛び出しを係止する第2係止部1aを形成してある。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ケース体とこれに相対回転自在に連結された回転体との対向周面間に、軸線方向の両端部を第1及び第2シール部材でシールされた円筒状のシール室を形成し、このシール室内を、これに軸線方向に並列する複数の第3シール部材を配設することにより、各シール部材とこれに隣接するシール部材とでシールされた複数のシール空間に区画し、両体に、各々が独立した一連の流体通路であって、各シール空間とケース体に形成されて当該シール空間に開口するケース体側通路と回転体に形成されて当該シール空間に開口する回転体側通路とからなる3本以上の流体通路を形成してある多流路形ロータリジョイントであって、
各第3シール部材が、回転体に固定された回転密封環とケース体にOリングを介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環との相対回転により当該相対回転部分の内周側領域であるシール空間と外周側領域であるシール空間とを遮蔽シールするメカニカルシールであって、静止密封環に当該Oリングの前記外周側領域への飛び出しを係止する第1係止部を形成すると共にケース体に当該Oリングの前記内周側領域への飛び出しを係止する第2係止部を形成したものであることを特徴とする多流路形ロータリジョイント。
IPC (2件):
FI (2件):
F16L27/08 A
, F16J15/34 B
Fターム (8件):
3H104JA04
, 3H104JB04
, 3H104LF10
, 3J041AA04
, 3J041BA02
, 3J041BA04
, 3J041BD01
, 3J041BD06
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
多流路形ロータリジョイント
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-183838
出願人:日本ピラー工業株式会社
-
ロータリジョイント
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-107084
出願人:セイコーエプソン株式会社, 日本ピラー工業株式会社
-
ロータリユニオン
公報種別:公表公報
出願番号:特願2006-515772
出願人:シエツフレルコマンディートゲゼルシャフト
前のページに戻る