特許
J-GLOBAL ID:201203057493256966
食品中の動物肉由来タンパク質の免疫クロマト検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-020207
公開番号(公開出願番号):特開2012-159440
出願日: 2011年02月01日
公開日(公表日): 2012年08月23日
要約:
【課題】免疫クロマト法により食品中の動物肉タンパク質を、非特異的反応を惹起すること無く高性能、かつ高感度に行なうための最適な検出キットを提供することである。【解決手段】食品中の動物肉由来タンパク質を被検出物質として免疫クロマト用抽出展開液により抽出された抽出液は、免疫クロマトグラフィー装置へ直接供給され、移動相を構成する展開液として免疫クロマト装置中の標識物質保持部に乾燥保持された金ナノ粒子標識試薬を溶出し、その溶出された金ナノ粒子標識試薬とともに展開されるものであって、抽出展開液が0.03〜1w/v%のHLB値が12〜18である非イオン界面活性剤、及び、0.01〜0.5Mのアルカリ金属無機塩を含有する水溶液からなることを特徴とする、免疫クロマトグラフィー装置と免疫クロマト用抽出展開液とを備える免疫クロマト検出キット。【選択図】なし
請求項(抜粋):
試料供給部、標識試薬保持部、検出試薬が担持された免疫クロマトグラフ媒体部、および吸水部からなる免疫クロマトグラフィー装置と、食品中の動物肉由来タンパク質を被検出物質として抽出し、その抽出された抽出液を免疫クロマトグラフィー装置へ供給し、金ナノ粒子標識試薬とともに展開させ、被検出物質を検出するための免疫クロマト用抽出展開液と、を備える免疫クロマト検出キットにおいて、
抽出液は、免疫クロマトグラフィー装置へ直接供給され、移動相を構成する展開液として免疫クロマト装置中の標識試薬保持部に乾燥保持された金ナノ粒子標識試薬を溶出し、その溶出された金ナノ粒子標識試薬とともに展開されるものであって、抽出展開液が0.03〜1w/v%のHLB値が12〜18である非イオン界面活性剤、及び、0.01〜0.5Mのアルカリ金属無機塩を含有する水溶液からなることを特徴とする食品中の動物肉由来タンパク質を検出するための免疫クロマト検出キット。
IPC (2件):
G01N 33/543
, G01N 33/553
FI (2件):
G01N33/543 521
, G01N33/553
引用特許:
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