特許
J-GLOBAL ID:201203061682362529
電子輸送チタン酸化物層
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
山田 卓二
, 田中 光雄
, 竹内 三喜夫
, 中野 晴夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-008142
公開番号(公開出願番号):特開2012-211068
出願日: 2012年01月18日
公開日(公表日): 2012年11月01日
要約:
【課題】有機太陽電池に使用するのに十分な導電性を有し、ポスト処理を必要としない、溶液生まれのETL層に適した、チタン酸化物ゾルゲル層を形成するための、前駆体溶液形成方法を提供する。【解決手段】以下の工程:a)酸を水と混ぜて、第1混合物を得る工程、b)第1混合物を水混和性アルコールと混ぜて、第2混合物を得る工程、c)一般式N(R1)(R2)(R3)の化合物を第2混合物と混ぜて、第3混合物を得る工程、d)例えば10分から15分のような、第3混合物が室温になるために十分な時間待つ工程、e)チタン酸化物前駆体を第3混合物に加えて、溶液を得る工程、を含むチタン酸化物ゾルゲル層を形成するための前駆体溶液形成方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
チタン酸化物ゾルゲル層を形成するための溶液を形成するプロセスであって、このプロセスは好適には不活性雰囲気で行われ、このプロセスは、
0.5から3.0モル当量で、好適には1.0から1.8モル当量の酸、
1.0から5.0モル当量で、好適には2.0から2.6モル当量の水、
5.0から20モル当量で、好適には8から13モル当量の水混和性アルコール、
0.5から2モル当量で、好適には0.8から1.2モル当量のチタン酸化物前駆体、
2.5から10モル当量で、好適には4.0から6.4モル当量の一般式(I):
N(R1)(R2)(R3) (I)
の化合物、
ここで、R1は、C1-C4直鎖アルキルグループとC3-C4分岐アルキルグループとからなるリストから選択され、ここでアルキルグループのいくつかは、任意的に、-NH2、-SH、-OH、-NR4R5、-SR’、-OR”からなるリストから選択されるグループYにより置き換えられ、ここで、R4、R5、R’およびR”は、C1-C4直鎖アルキルグループとC3-C4分岐アルキルグループからなるリストから選択され、ここでR2およびR3は、H、C1-C4直鎖アルキルグループ、およびC3-C4分岐アルキルグループからなるリストから独立して選択され、ここでアルキルグループのいくつかは、任意的に、-NH2、-SH、-OH、-NR4R5、-SR’、-OR”からなるリストから選択されるグループYにより置き換えられ、ここで、R4、R5、R’およびR”は、C1-C4直鎖アルキルグループとC3-C4分岐アルキルグループからなるリストから選択される、
の混合工程を含み、
この混合工程は、
a)酸を水と混ぜて、第1混合物を得る工程と、
b)第1混合物を水混和性アルコールと混ぜて、第2混合物を得る工程と、
c)一般式(I)の化合物を第2混合物と混ぜて、第3混合物を得る工程と、
d)例えば10分から15分のような、第3混合物が室温になるために十分な時間待つ工程と、
e)チタン酸化物前駆体を第3混合物に加えて、溶液を得る工程と、を含むプロセス。
IPC (2件):
FI (2件):
C01G23/04 C
, H01L31/04 D
Fターム (14件):
4G047CA01
, 4G047CB06
, 4G047CC03
, 4G047CD02
, 5F151AA11
, 5F151CB13
, 5F151CB27
, 5F151DA07
, 5F151FA02
, 5F151FA04
, 5F151FA06
, 5F151FA07
, 5F151FA18
, 5F151GA03
引用特許: