特許
J-GLOBAL ID:201203062485839476

初装荷炉心およびそれに用いる燃料集合体ならびに沸騰水型原子炉の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊池 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-289683
公開番号(公開出願番号):特開2012-137378
出願日: 2010年12月27日
公開日(公表日): 2012年07月19日
要約:
【課題】経済性を損なうことなく初装荷炉心のコントロールセルに燃料集合体が長期間配置されても制御棒履歴効果が過度に大きくならないようにする。【解決手段】コントロールセルに配置される低濃縮度燃料17には、制御棒14の中心に最も近い格子位置に冷却水が流通可能な欠損領域66が形成されている。また、欠損領域を通らない対角線20でチャンネルボックス52の内部を、欠損領域66を含む制御棒側領域15とそれ以外の反制御棒側領域16とに分割したときに、制御棒側領域15内の燃料棒53,54の平均濃縮度が反制御棒側領域16内の燃料棒53,54の平均濃縮度よりも低く、かつ、制御棒側領域15内の燃料棒の平均可燃性毒物濃度は反制御棒側領域16内にある燃料棒53,54の平均可燃性毒物濃度よりも低い。【選択図】図1
請求項(抜粋):
核分裂性物質を含有する燃料を被覆管に装填して両端を封じた複数本の燃料棒を角筒状のチャンネルボックス内に正方格子状に配列した燃料集合体を2行2列に配列してその中央に十字型の制御棒が挿入可能なセルを複数備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、 前記燃料集合体は、前記制御棒の中心に最も近い格子位置に冷却水が流通可能な欠損領域が形成され、前記欠損領域を通らない対角線で前記チャンネルボックスの内部を前記欠損領域を含む制御棒側領域とそれ以外の反制御棒側領域とに分割したときに前記制御棒側領域内の燃料棒の平均濃縮度が前記反制御棒側領域内の燃料棒の平均濃縮度よりも低く、かつ、前記制御棒側領域内の燃料棒の平均可燃性毒物濃度は前記反制御棒側領域内にある燃料棒の平均可燃性毒物濃度よりも低い低濃縮度燃料集合体を含む、 ことを特徴とする沸騰水型原子炉の初装荷炉心。
IPC (2件):
G21C 3/328 ,  G21C 5/00
FI (4件):
G21C3/30 X ,  G21C5/00 A ,  G21C3/30 W ,  G21C3/30 T
引用特許:
審査官引用 (10件)
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