特許
J-GLOBAL ID:201203063589501899

マルチパスを使用するシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 上野 剛史 ,  太佐 種一 ,  市位 嘉宏 ,  古部 次郎 ,  千田 武 ,  久保 洋之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220333
公開番号(公開出願番号):特開2012-073983
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】SASネットワークにおけるマルチパスを用いた負荷分散を可能とする。【解決手段】SASイニシエータに接続され、SASターゲットに第1及び第2のパス経由で接続されたSASエクスパンダのパス決定部26において、SSP制御部71が、SASイニシエータから受信したSSPコマンドフレームを受け取り、要求データ長管理部72が、SSPコマンドフレームの要求データ長を要求データ長記憶部73に記憶し、データ転送量管理部74は、データ転送量記憶部75に記憶された第1及び第2のパスのうちデータ転送量の少ない方を選択して要求データ長を加算する。そして、SSPコマンドフレームは選択されたパス経由でSASターゲットへ送信され、これに対するSSPレスポンスフレームが受信されると、要求データ長記憶部73から要求データ長が削除され、選択されたパスのデータ転送量から要求データ長が減算される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
SAS(Serial Attached SCSI)ネットワークにおけるマルチパスを使用するシステムであって、 SASイニシエータと、 第1のポート及び第2のポートを有するSASターゲットと、 前記SASイニシエータに接続され、前記第1のポートと接続することにより第1のパスを形成し、前記第2のポートと接続することにより第2のパスを形成するSASエクスパンダと を含み、 前記SASエクスパンダは、 前記第1のパス及び前記第2のパスの各パスに対して、当該各パスを用いて送受信されているデータの量である送受信データ量を記憶する記憶部と、 前記SASイニシエータからSSP(Serial SCSI Protocol)コマンドフレームを受信し、前記SASターゲットからSSPレスポンスフレームを受信する受信部と、 前記受信部により前記SSPコマンドフレームを受信した場合に、前記記憶部に記憶された前記送受信データ量に基づいて、前記第1のパス及び前記第2のパスのうちの特定のパスを、当該SSPコマンドフレームを前記SASターゲットへ送信するのに用いるパスに決定する決定部と、 前記記憶部に記憶された前記特定のパスに対する前記送受信データ量に、前記受信部により受信した前記SSPコマンドフレームが送受信を要求するデータの量である要求データ量を加算する加算部と、 前記受信部により前記SSPコマンドフレームに対応する前記SSPレスポンスフレームを受信した場合に、前記記憶部に記憶された前記特定のパスに対する前記送受信データ量から前記要求データ量を減算する減算部と、 前記受信部により受信した前記SSPコマンドフレームを前記特定のパスを用いて前記SASターゲットへ送信し、前記受信部により受信した前記SSPレスポンスフレームを前記SASイニシエータへ送信する送信部と を含む、システム。
IPC (2件):
G06F 13/10 ,  G06F 3/06
FI (2件):
G06F13/10 340A ,  G06F3/06 301C
Fターム (4件):
5B014EB04 ,  5B014HA11 ,  5B065CA04 ,  5B065EK07
引用特許:
審査官引用 (5件)
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