特許
J-GLOBAL ID:201203064942974735

ロール疵起因ロールの特定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-173270
公開番号(公開出願番号):特開2012-030260
出願日: 2010年08月02日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
【課題】ロール疵発生時にロール疵の起因となっているロールを短時間に特定できると共に、高精度のロール疵判定ができる、ロール疵起因ロールの特定方法を提供することを課題とする。【解決手段】複数のスタンドで構成される仕上圧延機を有する熱間圧延ラインにおいて、仕上圧延ロールが起因で鋼板表面に周期的に発生するロール疵を検出し、検出したロール疵の起因であるロールを特定する、ロール疵起因ロールの特定方法であって、ロール疵発生条件ステップと、表面疵の検知ステップと、疵の発生ピッチ演算ステップと、出側疵周期と発生ピッチとを比較する比較ステップと、一致する出側疵周期があれば、その圧延ロールを検出したロール疵の起因ロールであると特定する起因ロールの特定ステップと、一致する出側疵周期がなければ、検出したロール疵は非ロール疵であると判定する非ロール疵判定ステップとを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のスタンドで構成される仕上圧延機を有する熱間圧延ラインにおいて、仕上圧延ロールが起因で鋼板表面に周期的に発生するロール疵を検出し、検出したロール疵の起因であるロールを特定する、ロール疵起因ロールの特定方法であって、 各圧延ロールが起因であると仮定したロール疵について最終仕上圧延機における出側疵周期を演算・設定する、ロール疵発生条件ステップと、 前記仕上圧延機の後段に設置したカメラにて鋼板表面を撮像し、画像処理を行い表面疵を検知する、表面疵の検知ステップと、 検知した表面疵の中から周期性のある疵を検出し、検出した疵の発生ピッチを演算する、疵の発生ピッチ演算ステップと、 前記出側疵周期と前記発生ピッチとを比較する比較ステップと、 該比較ステップで、一致する前記出側疵周期があれば、その圧延ロールを検出したロール疵の起因ロールであると特定する、起因ロールの特定ステップと、 前記比較ステップで、一致する前記出側疵周期がなければ、検出したロール疵は非ロール疵であると判定する、非ロール疵と判定ステップと、 を有することを特徴とするロール疵起因ロールの特定方法。
IPC (3件):
B21C 51/00 ,  B21B 1/26 ,  G01N 21/892
FI (3件):
B21C51/00 P ,  B21B1/26 E ,  G01N21/892 B
Fターム (9件):
2G051AA37 ,  2G051AB02 ,  2G051AC04 ,  2G051CA04 ,  2G051DA06 ,  4E002AD04 ,  4E002BD20 ,  4E002CB03 ,  4E002CB09
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る