特許
J-GLOBAL ID:201203068372738221

電動機装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-272206
公開番号(公開出願番号):特開2012-125006
出願日: 2010年12月07日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】パーミアンス変化の激しいコンシクエントポール型回転子を採用しても、固定子の振動による騒音を悪化させない電動機装置を提供することにある。【解決手段】電動機装置は、回転子3の磁極間のパーミアンス変化が大きい部分が通過する固定子側の対向位置での空間磁束変化を滑らかにする電気回路を構成している。すなわち、空間磁束変化が小さくなるように、第1の3相インバータによる通電と、第2の3相インバータによる通電とを独立に制御している。そして、回転子3のパーミアンス変化極大位置(境界位置A、B)のいずれか一方が対向する位置での空間磁束変化と、他方が対向する位置での空間磁束変化とにおいて、脈動の極大位置が同期しないように電流制御されている。これにより、固定子の振動が低減し、振動の増幅も抑えることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
永久磁石による磁石極と、磁石極間に配される軟磁性材のみで形成されて前記磁石極と反対極を有する疑似極とを周方向に有する回転子、 および、前記磁石極及び前記擬似極に対向するように周方向に配置された複数のスロットを有する固定子鉄心と、前記スロットに収容される固定子巻線とを有する固定子を備える電動機と、 前記固定子巻線へ電流を供給するインバータとを備える電動機装置であって、 前記固定子巻線は2つのm相巻線(mは正の整数)からなり、 前記スロットの数は1磁極ピッチ当たり2m個であり、 前記複数のスロットには第1のm相巻線と第2のm相巻線とが周方向に交互に配されており、 前記第1のm相巻線と第2のm相巻線とは互いに電気的に絶縁されており、それぞれ独立して電流制御が可能であり、 前記回転子の磁極間のパーミアンス変化が大きい部分が通過する前記固定子側の対向位置での空間磁束変化を滑らかにするように、前記インバータを介して前記固定子巻線に通電する電流が制御されていることを特徴とする電動機装置。
IPC (5件):
H02K 1/27 ,  H02P 27/06 ,  H02K 21/14 ,  H02K 1/22 ,  H02K 3/28
FI (6件):
H02K1/27 501K ,  H02P7/63 Z ,  H02K21/14 M ,  H02K1/27 501M ,  H02K1/22 A ,  H02K3/28 J
Fターム (51件):
5H505AA16 ,  5H505BB04 ,  5H505CC04 ,  5H505DD08 ,  5H505HA07 ,  5H505HB02 ,  5H601AA02 ,  5H601AA20 ,  5H601AA23 ,  5H601BB20 ,  5H601CC01 ,  5H601CC20 ,  5H601CC21 ,  5H601DD01 ,  5H601DD11 ,  5H601EE01 ,  5H601EE06 ,  5H601EE11 ,  5H601EE27 ,  5H601EE35 ,  5H601FF15 ,  5H601GA03 ,  5H601GB05 ,  5H603AA01 ,  5H603BB01 ,  5H603BB07 ,  5H603BB10 ,  5H603CA01 ,  5H603CA05 ,  5H603CB05 ,  5H603CB24 ,  5H603CC05 ,  5H603CC17 ,  5H621AA03 ,  5H621BB01 ,  5H621BB07 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621GA15 ,  5H621GA16 ,  5H621HH01 ,  5H621JK14 ,  5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CA11 ,  5H622CB04 ,  5H622CB05 ,  5H622CB06 ,  5H622DD02 ,  5H622PP09
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る