特許
J-GLOBAL ID:201203072638402361

二酸化炭素のメタノール、ジメチルエーテル及び派生生成物への効率的且つ選択的変換法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-173190
公開番号(公開出願番号):特開2012-236847
出願日: 2012年08月03日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】化石燃料燃焼発電プラントの燃焼排ガス、産業排気ガスまたは大気自体のような種々の二酸化炭素源からのメタノールの環境的に有益な製造方法を提供する。【解決手段】化石燃料燃焼発電プラントの燃焼排ガス、産業排気ガスまたは大気自体のような種々の二酸化炭素源供給源からの二酸化炭素は、光化学または電気化学還元のいずれかにより、良好な転換率でギ酸および若干量のホルムアルデヒドを生成する。そのように生成させたギ酸とホルムアルデヒドは、その後の処理工程において実質的にギ酸メチルに転換することができ、これを水素化すると専らメタノールがさらに得られる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
自然又は工業的供給源の入手可能な供給源からの二酸化炭素を還元的変換を利用して前記二酸化炭素を再利用し且つメタノールを製造することにより、大気中の二酸化炭素を減少させる環境的に有益な方法であって、 入手可能な二酸化炭素の供給源を1以上の、 (A)二酸化炭素をギ酸並びにホルムアルデヒド、少量のメタノールおよびメタンを含む反応混合物を生成させるのに十分な条件下で還元し、前記反応混合物を分離することなく、ホルムアルデヒドをギ酸及びメタノールに転換するのに十分な条件下で処理すること、 (B)前記反応混合物を分離することなく、ホルムアルデヒドを同時生成された水素源としてのギ酸の一部と反応させてメタノールを生成し、ギ酸の一部をメタノールと反応させてギ酸メチルを生成することにより(A)の反応混合物を増量し、続いて前記ギ酸メチルをメタノールを生成するのに十分な条件下で触媒的に水素化すること、または (C)炭素との高温反応により二酸化炭素から一酸化炭素を生成し、ギ酸メチルを生成するのに十分な条件下で前記(A)において生成したメタノールと前記一酸化炭素とを反応させ、メタノールを生成するのに十分な条件下で前記ギ酸メチルを接触水素化すること、 含む方法。
IPC (3件):
C07C 29/136 ,  C07C 29/151 ,  C07C 31/04
FI (3件):
C07C29/136 ,  C07C29/151 ,  C07C31/04
Fターム (10件):
4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006BA05 ,  4H006BA23 ,  4H006BA26 ,  4H006BA55 ,  4H006BD70 ,  4H006BE20 ,  4H039CA60 ,  4H039CB20
引用特許:
審査官引用 (14件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 石油化学プロセス, 20010810, 101-104頁
  • 石油化学プロセス, 20010810, 101-104頁

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