特許
J-GLOBAL ID:201203073629244784
無機粉体混合物及びフィラー含有組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-073296
公開番号(公開出願番号):特開2012-206886
出願日: 2011年03月29日
公開日(公表日): 2012年10月25日
要約:
【課題】取り扱い性に優れ、高い流動性をもつ無機粉体混合物を提供すること。【解決手段】シリカ粒子をシランカップリング剤とオルガノシラザンとで表面処理して体積平均粒径が5nm〜100nmであるシリカ粒子材料を得る。シランカップリング剤とオルガノシラザンとのモル比を特定の範囲にすることで、シリカ粒子材料の表面に存在するX1(フェニル基、ビニル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、ウレイド基、メルカプト基、イソシアネート基、又はアクリル基)とR(炭素数1〜3のアルキル基)との存在数比を特定の範囲にし、樹脂に対する親和性と凝集抑制とを両立させる。このシリカ粒子材料をそれよりも粒径が大きい無機粉末と混合した無機粉体混合物は高い流動性をもつ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
式(1):-OSiX1X2X3で表される官能基及び式(2):-OSiY1Y2Y3で表される官能基と、両官能基が表面に結合するシリカ粒子とからなり、体積平均粒径が5nm〜100nmであるシリカ粒子材料と、
前記シリカ粒子材料よりも体積平均粒径が大きい無機粉体と、を乾燥状態で有する混合物であって、
前記シリカ粒子の混合量は、前記無機粒子及び前記シリカ粒子の質量の和を基準として、0.05〜10%である無機粉体混合物。
(上記式(1)、(2)中;X1はフェニル基、ビニル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、ウレイド基、メルカプト基、イソシアネート基、又はアクリル基であり;X2、X3は-OSiR3及び-OSiY4Y5Y6よりそれぞれ独立して選択され;Y1はRであり;Y2、Y3はR及び-OSiY4Y5Y6よりそれぞれ独立して選択される。Y4はRであり;Y5及びY6は、R及び-OSiR3からそれぞれ独立して選択され;Rは炭素数1〜3のアルキル基から独立して選択される。なお、X2、X3、Y2、Y3、Y5、及びY6の何れかは、近接する官能基のX2、X3、Y2、Y3、Y5、及びY6の何れかと-O-にて結合しても良い。)
IPC (9件):
C01B 33/12
, C01B 33/18
, C09C 1/28
, C09C 3/12
, C09D 17/00
, C08K 9/06
, C08K 3/00
, C08L 101/00
, B82Y 30/00
FI (9件):
C01B33/12 Z
, C01B33/18 E
, C09C1/28
, C09C3/12
, C09D17/00
, C08K9/06
, C08K3/00
, C08L101/00
, B82Y30/00
Fターム (56件):
4G072AA25
, 4G072AA41
, 4G072BB05
, 4G072CC13
, 4G072DD03
, 4G072DD04
, 4G072DD05
, 4G072DD06
, 4G072DD07
, 4G072DD08
, 4G072GG02
, 4G072HH14
, 4G072HH18
, 4G072HH29
, 4G072HH30
, 4G072LL06
, 4G072LL11
, 4G072TT01
, 4G072UU09
, 4J002AA001
, 4J002BG001
, 4J002CD001
, 4J002CK021
, 4J002DE097
, 4J002DE107
, 4J002DE137
, 4J002DE147
, 4J002DJ017
, 4J002DK007
, 4J002FB106
, 4J002FB136
, 4J002FB146
, 4J002FB156
, 4J002FD016
, 4J002FD017
, 4J002GH01
, 4J002GJ01
, 4J002GJ02
, 4J002GP03
, 4J002GQ00
, 4J037AA18
, 4J037CB23
, 4J037CC12
, 4J037CC16
, 4J037CC23
, 4J037CC26
, 4J037CC28
, 4J037DD05
, 4J037DD23
, 4J037EE03
, 4J037EE04
, 4J037EE08
, 4J037EE28
, 4J037EE33
, 4J037EE43
, 4J037FF15
引用特許:
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