特許
J-GLOBAL ID:201203076393345516

溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-041552
公開番号(公開出願番号):特開2012-193452
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
【課題】アーク溶接構造部材に好適な鋼材として、バーリング性、耐溶融金属脆化割れ性および溶接部の耐食性の全てを顕著に向上させた溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板を提供する。【解決手段】素材鋼板の表面に溶融Zn-Al-Mg系めっき層を有するめっき鋼板において、素材鋼板が、所定の化学組成を有し、フェライト相からなるマトリクス中に平均粒子径20nm以下のTi含有析出物が分散した金属組織を有し、下記(3)式で表される溶融金属脆化割れ感度指数H3値が2.90以下となる鋼成分含有量と板厚t(mm)の関係を有する溶接構造部材用溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板。 H3値=C/0.2+Si/5.0+Mn/1.3+Cr/1.0+Mo/1.2+0.4t-0.7(Cr+Mo)1/2 ...(3)【選択図】図7
請求項(抜粋):
素材鋼板の表面に溶融Zn-Al-Mg系めっき層を有するめっき鋼板において、素材鋼板が、質量%で、C:0.010〜0.100%、Si:1.00%以下、Mn:1.00〜2.50%、P:0.050%以下、S:0.020%以下、N:0.005%以下、Ti:0.02〜0.20%、B:0.0005〜0.0100%、Al:0.100%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、フェライト相およびそのフェライト相中に分散している平均粒子径20nm以下のTi含有析出物からなる金属組織を有し、下記(1)式で表される溶融金属脆化割れ感度指数H1値が2.84以下となる鋼成分含有量と板厚t(mm)の関係を有する自動車足回り部材用溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板。 H1値=C/0.2+Si/5.0+Mn/1.3+0.4t ...(1) ただし、(1)式の元素記号の箇所には素材鋼板中における当該元素の含有量(質量%)が代入される。
IPC (6件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/38 ,  C22C 18/04 ,  C21D 9/46 ,  C23C 2/06
FI (6件):
C22C38/00 301W ,  C22C38/14 ,  C22C38/38 ,  C22C18/04 ,  C21D9/46 U ,  C23C2/06
Fターム (31件):
4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB05 ,  4K027AB13 ,  4K027AB44 ,  4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EC01 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FF01 ,  4K037FF02 ,  4K037GA05 ,  4K037JA06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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