特許
J-GLOBAL ID:201203079119160860

回生機構を備えた電動補助自転車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鎌田 文二 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博 ,  中谷 弥一郎 ,  清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-083655
公開番号(公開出願番号):特開2012-218488
出願日: 2011年04月05日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】コンパクトで簡素な構成で、手押し後退時のクラッチ同士の干渉を防ぐ。【解決手段】駆動体9と遊星キャリア5cとの間に逆入力用ワンウェイクラッチ15を、ハブケース12と遊星キャリア5cとの間にツーウェイクラッチ20を備える。駆動力は、リアスプロケット7から変速機構5を通ってツーウェイクラッチ20を介してハブケース12に伝達される。逆入力は、ハブケース12からツーウェイクラッチ20、逆入力用ワンウェイクラッチ15を介してリアスプロケット7に伝達される。ツーウェイクラッチ20の駆動力と逆入力とに対する係合の切替を、ハブケース12と遊星キャリア5cとの相対回転の方向に応じて自動で行い、手押し後退時にはツーウェイクラッチ20を係合不能状態に維持する係合切替手段Eを備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハブケース(12)の内部に変速機構(5)及び変速制御機構(40)を備え、前記変速機構(5)は遊星歯車機構によって構成されて、車軸(11)周りに設けられた太陽歯車(5a)と、その太陽歯車(5a)に噛み合う遊星歯車(5e)、及びその遊星歯車(5e)を保持する遊星キャリア(5c)、遊星歯車(5e)と噛み合う外輪歯車(5b)とを備え、前記外輪歯車(5b)は、駆動力の入力手段(7)が取り付けられた駆動体(9)と一体に回転可能であり、前記駆動体(9)と前記遊星キャリア(5c)との間に逆入力用ワンウェイクラッチ(15)を備え、前記ハブケース(12)と前記遊星キャリア(5c)との間にツーウェイクラッチ(20)を備え、 前記入力手段(7)から入力される駆動力は、前記変速制御機構(40)によって前記変速機構(5)の等速以下の変速比となるように選択された経路を通って前記ツーウェイクラッチ(20)を介して前記ハブケース(12)に伝達され、前記ハブケース(12)からの逆入力は、前記ハブケース(12)から前記ツーウェイクラッチ(20)及び前記逆入力用ワンウェイクラッチ(15)を介して前記入力部材(7)に伝達され、 前記ツーウェイクラッチ(20)の前記駆動力と前記逆入力とに対する係合の切替を、前記ハブケース(12)と前記遊星キャリア(5c)との相対回転の方向に応じて自動で行う係合切替手段(E)を備え、前記係合切替手段(E)は、前記ハブケース(12)が、前記駆動力及び前記逆入力に対して、前記車軸(11)の軸周り相対回転する方向と逆方向に相対回転する際には、前記ツーウェイクラッチ(20)を係合不能状態に維持する機能を有することを特徴とする電動補助自転車用内装変速機。
IPC (3件):
B62M 6/55 ,  B62M 1/10 ,  B62M 11/16
FI (3件):
B62M6/55 ,  B62M1/10 Z ,  B62M11/16 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
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