特許
J-GLOBAL ID:201203082757334450
ソーナーシステム、送信装置、受信装置、ソーナー用目標物特定方法、及びそのプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-031125
公開番号(公開出願番号):特開2012-168122
出願日: 2011年02月16日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
【課題】目標物からの反射音がドップラー付でも目標物の正確な位置を特定すること。【解決手段】扇状の送波ファンビーム音を目標物に向けて送受信信する送波器20及び受波器30と、反射音の受信方位を受波器30に設定する受信方位設定部34と、反射音から目標物を特定する受信信号処理手段37とを有する。送波器20及び受波器30は相互に90°ずらして設置。又各送波素子用の励振信号を生成する生成回路部22を備え、この励振信号を一定周期のバルク波とし、このバルク波を異なった周波数の二以上の単位励振信号が並んだ周波数ホッピング信号dで構成、目標物からの反射受信信号を方位毎に特定するサンプルホールド回路39と、このサンプルホールドされた反射受信信号を成す複数の単位励振信号を対象としてドップラーシフトされた複数のレプリカ信号で相関をとるレプリカ相関部40と、その結果を画像表示用として記憶する記憶部とを備えたこと。【選択図】図1
請求項(抜粋):
扇状に広がる送波ファンビーム音を目標物に向けて送信する送波器及び当該送波器を励振制御する送波器駆動制御手段を備えた送信装置部と、前記目標物からの反射音を反射ドップラー信号として受信する受波器及び当該受波器を付勢して前記目標物からの反射音に対する受信方位を設定する受信方位設定部並びに前記受波器で受信される反射音を信号処理し前記目標物の所在を画像表示用として特定する受信信号処理手段を備えた受信装置部と、これら各構成要素全体の動作を制御する主制御部と、を有し、
前記送波器を目標物に面してアレイ状に配列されてなる複数の送波素子により構成すると共に、前記受波器を同じく目標物に面してアレイ状に配設され且つ前記アレイ状の送波器に対して90度回転した状態で設置された複数の受波素子により構成して成るソーナーシステムにおいて、
前記送波器駆動制御手段が、
前記複数の各送波素子を同時に励振するための励振信号を生成する励振信号生成回路部を備え、前記励振信号を、一定周期で繰り返す広帯域のバルク波とすると共に当該バルク波をその繰り返し周期毎に異なった周波数から成る少なくとも二以上の単位励振信号を断続して時系列に並べて成る異なった周波数ホッピング信号dをもって構成し、
前記受信信号処理手段を、
前記受波器で受信される前記目標物からの反射受信波である反射ドップラー信号を予め設定された受信方位角度毎に順次受信すると共に当該反射ドップラー信号の要部を成す前記周波数ホッピング信号dの単位励振信号を対象としてこれを経時的に複数回サンプルホールドするサンプルホールド回路と、
このサンプルホールドにより取得された反射受信波にかかる前記バルク波の前記各単位励振信号を対象として、予めドップラーシフトさせて生成された複数のレプリカ信号との間で受信方位毎に相関をとり前記目標物からの反射信号を特定するレプリカ相関部と、
このレプリカ相関部で特定された反射信号を画像表示用として記憶する目標物特定情報記憶部とを含む構成したことを特徴とするソーナーシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
5J083AA02
, 5J083AB12
, 5J083AC29
, 5J083AD01
, 5J083AE03
, 5J083BA09
, 5J083BE10
, 5J083BE54
, 5J083CA03
, 5J083CA12
, 5J083DA01
, 5J083DC03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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