特許
J-GLOBAL ID:201203088012071146

対象物の構成金属および対象物までの距離を検知するセンサおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  竹内 三喜夫 ,  中野 晴夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-260989
公開番号(公開出願番号):特開2012-112751
出願日: 2010年11月24日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】本願発明は、対象物を構成する金属ならびに検知コイルから対象物までの距離を極めて短時間で検知できる材質測距センサを提供する。【解決手段】本願発明に係る材質測距センサは、LCR共振回路部と、これに高周波電流を供給するための駆動部と、LCR共振回路部の駆動電圧および駆動電流を検出する駆動電圧検出手段および駆動電流検出手段と、駆動電圧および駆動電流からn次駆動電圧およびn次駆動電流を抽出するn次成分抽出手段と、n次駆動電圧およびn次駆動電流から共振周波数および負荷抵抗を算出する制御部と、複数の既知の金属、および複数の既知の対象物までの距離について事前に検知した共振周波数と負荷抵抗との関係を示す検知マップを記憶する記憶部とを備え、制御部は、算出された共振周波数および負荷抵抗と、記憶されたものとを比較して、対象物の構成金属または対象物までの距離を検知するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
対象物を構成する金属ならびに検知コイルから対象物までの距離のうちの少なくとも一方を検知するセンサであって、 検知コイルおよび共振コンデンサからなるLCR共振回路部と、 前記LCR共振回路部に所定の周波数を有する高周波電流を供給するための駆動部と、 前記LCR共振回路部の両端に印加される駆動電圧を検出する駆動電圧検出手段と、 前記LCR共振回路部に流れる駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、 検出された駆動電圧および駆動電流から、前記所定の周波数のn倍(nは自然数)の周波数を有するn次成分を含むn次駆動電圧およびn次駆動電流を抽出するn次成分抽出手段と、 n次駆動電圧およびn次駆動電流から、前記LCR共振回路部の共振周波数および負荷抵抗を算出する制御部と、 複数の既知の対象物を構成する金属および複数の既知の検知コイルから対象物までの距離について事前に検知した共振周波数と負荷抵抗との関係を示す検知マップを記憶する記憶部とを備え、 前記制御部は、算出された共振周波数および負荷抵抗と、前記記憶部で記憶された共振周波数および負荷抵抗とを比較することにより、対象物を構成する金属ならびに前記検知コイルから対象物までの距離のうちの少なくとも一方を検知することを特徴とするセンサ。
IPC (3件):
G01N 27/72 ,  H03K 17/95 ,  G01B 7/00
FI (3件):
G01N27/72 ,  H03K17/95 G ,  G01B7/00 101E
Fターム (24件):
2F063AA02 ,  2F063AA22 ,  2F063BB05 ,  2F063DA01 ,  2F063DA05 ,  2F063DA23 ,  2F063GA03 ,  2F063LA05 ,  2F063LA19 ,  2F063LA29 ,  2F063LA30 ,  2F063MA05 ,  2G053AA21 ,  2G053AB21 ,  2G053BC02 ,  2G053BC14 ,  2G053CA03 ,  2G053CA17 ,  2G053CA19 ,  5J050AA05 ,  5J050BB22 ,  5J050CC05 ,  5J050EE34 ,  5J050FF30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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